天龍源一郎のプロレス人生を追う記録映画が公開、ナレーションは染谷将太

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天龍源一郎のドキュメンタリー「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」の公開が決定した。

「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」

「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」

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「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」ポスタービジュアル

「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」ポスタービジュアル[拡大]

本作は、“ミスタープロレス”の異名を持つ天龍の2015年2月の引退発表から11月に行われた引退試合までを追うドキュメンタリー。1976年にプロレスデビューをしてから40年もの間、プロレスラーとして活動してきた天龍の現役最後の日々が映し出されていく。監督・撮影・編集を「ほしのふるまち」「通学シリーズ 通学途中」の川野浩司が手がけ、ナレーションを大のプロレスファンで天龍の引退試合も観戦した染谷将太が担当。そして、引退まで天龍をサポートしてきた実の娘、嶋田紋奈がエグゼクティブプロデューサーを務めている。

ナレーションを担当した染谷将太。

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天龍は「一人の男の顛末がご覧いただく皆さんの琴線に触れ、様々な『生き方』の形態として映画を通してそれぞれに感じ取っていただけたらと思います」とコメントを寄せた。

「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」は2017年2月4日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

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天龍源一郎 コメント

この度は様々な方の御協力により、このような機会をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。年を重ね苛立つことが多かった近年、素直にプロレスに向き合おうと思えたのは「引退」を宣言した時に始まりました。相撲13年、プロレス40年、唯、それだけしか知らない人生でしたが、最後の1年は思い出の地をまわりながら、急き立てられる様な毎日からの解放感と背中合わせに、淋しさ、そして安堵感に包まれながら本当に楽しむことができました。
LIVE FOR TODAYだなんてたいそうな題名になってしまいましたが、1人の男の顛末がご覧いただく皆さんの琴線に触れ、様々な「生き方」の形態として映画を通してそれぞれに感じ取っていただけたらと思います。

嶋田紋奈 コメント

天龍源一郎が引退をして間もなく1年が経とうとしております。引退後にも関わらず、変わらずともに情熱を灯し続けて下さった川野監督やスタッフの皆様のお陰でようやく形にする事ができ感無量です。私は、この映画を世に出すにあたり天龍源一郎がことさら凄い人だと伝えたかったからではありません。誰しもが帰る場所や守るものがあり、貫いていかなくてはならない瞬間があると思います。沢山のプロレスラーたちがこの時代に懸命に生き抜いてゆくその姿や、選んだ道を貫いて行く事の難しさや葛藤と向かい合いながら進んでゆく人生を、ご覧になる皆様にも同様にあることだからこそ、様々ある皆様の「瞬間(いま)を生きる」姿をドキュメンタリー映画というプロレスとは異なる形で共感したかったのです。天龍源一郎の人生をかけた生業から身を引くという一大決心から終焉までを振り返ることで日々を生き抜かんとする皆様であり、プロレスラーであり、家族であり、何かをすくい上げられる様な作品になればと望みます。今作はそんな思いと、ただの感動作品なんかではなくって、笑ったり泣いたり、大切な人を想ったり、天龍の親父ギャグが冴えわたっていたり、本当に面白い作品にしていただいたと感じております。是非、天龍源一郎という人間を通して皆様方の人生と寄り添う事が叶い、明日への活力にしていただけましたら幸いです。

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(c)2016天龍プロジェクト

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ジャン斉藤 @majan_saitou

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