アンジェリーナ・ジョリー監督最新作に息子も参加、Netflixで配信へ

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アンジョリーナ・ジョリーが、カンボジアの女流作家ロウン・ウンによる戦争体験記を映画化することが決定した。同作は今秋日本に上陸する動画配信サービスNetflixにて、2016年に50カ国以上へ配信される。

Netflixのオリジナルコンテンツで監督を務めるアンジェリーナ・ジョリー。(写真提供:Jacoline Schoonees Xinhua News Agency / Newscom / ゼータ イメージ)

Netflixのオリジナルコンテンツで監督を務めるアンジェリーナ・ジョリー。(写真提供:Jacoline Schoonees Xinhua News Agency / Newscom / ゼータ イメージ)

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作品のベースとなるのは「最初に父が殺された ─飢餓と虐殺の恐怖を越えて」の邦題で刊行された、人権活動家でもあるウンの手記。1970年代半ば、著者が5歳の頃に巻き込まれたクメール・ルージュ支配下のカンボジア人大虐殺が、当時の記憶とともにつづられている。ジョリーは同作で監督を務めるほか、ウンと脚本を共同執筆し、「消えた画 クメール・ルージュの真実」の監督リティ・パニュとともに製作も手がける。

Netflixで配信予定の「デアデビル」キービジュアル。(c)Netflix. All Rights Reserved.

Netflixで配信予定の「デアデビル」キービジュアル。(c)Netflix. All Rights Reserved.[拡大]

ジョリーは原作について「大きな感銘を受けました。子供がどのように戦争を体験し、心にどのような傷を負ってしまうか。その意味を、永遠に私の心に刻んだのです」と打ち明けた。また、「私の息子の祖国でもあるカンボジアの人たちとのつながりも、彼女のおかげでさらに深めることができました。この本を映画化できることは私の夢でもありました」とも語っている。カンボジア出身であるジョリーの息子マドックスも本作の製作に関わる予定だ。

Netflixは、世界中の映像作品を月額制で視聴できるサービス。「デアデビル」のドラマシリーズや、ラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟が手がける「センス8」などオリジナルコンテンツが続々と加わっている。

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