「最初に父が殺された」は、1970年代に旧ポルポト政権下のカンボジアで起きた大量虐殺を子供たちの視点から描いた作品。ロウン・ウンが自身の体験をもとに執筆した書籍「最初に父が殺された ─飢餓と虐殺の恐怖を越えて」が原作となっている。脚本はジョリーとロウン・ウンが共同で手がけ、ジョリーの養子でありカンボジア出身のマドックスがエグゼクティブプロデューサーを務めた。また本作は、現地時間9月7日から17日にかけてカナダで行われるトロント国際映画祭に招待されている。
YouTubeにて公開中の予告編には、5歳の少女が突如として幸せな生活を失うさまを収録。そのほか、兵士として銃を手にする子供たちの姿も。ジョリーは「この映画の目的は、戦争という状況で子供たちが直面する恐怖を語り、彼らを守る手助けをしましょうと伝えることなのです」と制作の意図を明かしている。
アンジェリーナ・ジョリー コメント
この映画は、私のカンボジアへの感謝を表したものです。カンボジアがなければ私は母親になることもなかったでしょう。息子マドックスの両親が経験したかもしれないことを理解したいと思っていました。息子とこの国のことをもっと知りたかったからです。
この映画の目的は、戦争という状況で子供たちが直面する恐怖を語り、彼らを守る手助けをしましょうと伝えることなのです。
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- 「最初に父が殺された」予告編
- Netflix 公式サイト
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春槙たわし @tawashi_honu
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