上村陽太郎が主宰するよたが5人の“ワカモノたち”描く「さよなら兄弟、バカはお前だ」

よた 第5回公演「さよなら兄弟、バカはお前だ」が12月12日から14日まで神奈川・Art Center NEWにて上演される。

よたは、日本大学芸術学部演劇学科在学中の上村陽太郎が主宰を務める創作カンパニー。第5回公演となる今回は、5人の“ワカモノたち”を巡る物語が展開する。作・演出を上村が担当し、出演者には平野広大、吉田萌乃、角田大知、福田茉唯、掃部暁里が名を連ねた。なお本作は「横浜国際舞台芸術ミーティング2025（YPAM2025）」のフリンジ参加作品となっている。

上演に向けて、よたは「多様性という言葉を盾に、新たな選択肢の肯定が、それ以前の選択を否定するかのように訴えられている昨今。これまで当然の様に語られてきた真実、その根拠だったものは簡単に崩れ去り、塗り替えられ、最後には『何を真実とするか』という選択が個人の自由意志による判断に委ねられる社会。多様な選択に埋もれた現代で、無限の広がりをみせる「時間」は、過去、現在、未来、それぞれが“今この瞬間”の為に価値の変容を起こしてしまう。“物語”の力を信じ縋っているワカモノたちは、そんな目の前の現実から、一体何を真実として持ちうるのだろうか。本作品は、流れる時間に身を任せず、2026 年を迎える前にほんの少し立ち止まって、舞台に上がる5人のワカモノたちと共に、現代社会を捉え直す為の試み」とコメントしている。

よた 第5回公演「さよなら兄弟、バカはお前だ」

開催日程・会場

2025年12月12日（金）〜14日（日）

スタッフ

作・演出：上村陽太郎

出演

平野広大 / 吉田萌乃 / 角田大知 / 福田茉唯 / 掃部暁里

※学生割引、高校生割引あり。