シアタークリエで「ブラッド・ブラザーズ」小林亮太・渡邉蒼、山田健登・島太星らが出演

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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」が、来年3月から4月にかけて東京・シアタークリエ、大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。

ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」出演者

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「ブラッド・ブラザーズ」は、脚本・音楽・歌詞をウィリー・ラッセルが手がけ、1983年にイギリスで初演された作品。劇中では、数奇な運命をたどる双子、ミッキーとエディを中心とした物語が展開する。

ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」ビジュアル

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日本では1991年に初演されて以降、上演が重ねられてきた。今回の上演版では、日澤雄介が演出を担当。出演者にはミッキー役の小林亮太渡邉蒼、エディ役の山田健登島太星、リンダ役の小向なる、サミー役の秋沢健太朗、ナレーター役の東山義久、ミスター・ライオンズ役の戸井勝海、ミセス・ライオンズ役の瀬奈じゅん、ミセス・ジョンストン役の安蘭けいが名を連ねた。

リヴァプールに暮らす子だくさんのジョンストン家に、双子が誕生する。生活の困窮から、母はやむなく、片方の子を我が子に恵まれなかった裕福なミセス・ライオンズに託す。こうして、1人はエドワード(エディ)として豊かな家庭に、もう一人はマイケル(ミッキー)として貧しい家庭に、離れ離れで育った。やがて運命に導かれるように再会した2人は、同じ日に生まれたことを知り、固い友情を結び“ブラッド・ブラザーズ(親友)”を誓う。しかし年月を重ねるにつれ、彼らの人生は環境の違いによって大きく隔てられ……。

上演に向け、日澤は「寓話のようでいてどこか生々しい物語を、飛躍と共に冷徹な感情表現の融合を目指してキャストの皆さまと丁寧に作っていければと思っております」とコメントしている。

公演は来年3月9日から4月2日までシアタークリエ、4月にサンケイホールブリーゼにて。東京公演分のチケット一般前売りは12月20日に開始予定だ。大阪公演の日程については続報を待とう。

日澤雄介コメント

まずはじめに、この「ブラッド・ブラザーズ」を演出できることを光栄に思います。

40年以上前の作品ですが、今なお色褪せずに私たちに感動を与えてくれるこの作品は個人の思惑と共に私たちを取り巻く社会とも密接につながっています。

そして、社会における格差や不平等の問題は残念ながら2025年の私たちに鋭く突き刺さります。

その中で運命に翻弄される双子。そして、母親の存在。

寓話のようでいてどこか生々しい物語を、飛躍と共に冷徹な感情表現の融合を目指してキャストの皆さまと丁寧に作っていければと思っております。

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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」

開催日程・会場

2026年3月9日(月)〜4月2日(木)
東京都 シアタークリエ

2026年4月
大阪府 サンケイホールブリーゼ

スタッフ

脚本・音楽・歌詞:ウィリー・ラッセル
翻訳:伊藤美代子
訳詞:小林香
演出:日澤雄介

出演

ミッキー:小林亮太 / 渡邉蒼
エディ:山田健登 / 島太星
リンダ:小向なる
サミー:秋沢健太朗
ナレーター:東山義久
ミスター・ライオンズ:戸井勝海
ミセス・ライオンズ:瀬奈じゅん
ミセス・ジョンストン:安蘭けい
菊地まさはる / 白鳥光夏 / 菅井理久 / 田代明 / 千葉由香莉 / 花咲まこと / 平山トオル

※田代明、花咲まことはスウィング。

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