映画「8番出口」は、無限に続く地下通路に閉じ込められたプレイヤーがさまざまな“異変”に遭遇しながら8番出口を目指す同名ゲームの実写化作品。昨年12月、スーツ姿の“歩く男”を映した告知映像が公開されていたが、このたびそれを演じているのが河内であると公式にアナウンスされ、二宮が“迷う男”役で出演することも解禁された。なお、二宮と河内が共演するのはTBSの日曜劇場「VIVANT」以来、2度目となる。
二宮は「この作品は中々言語化が難しいのですが、我々のこだわりの一秒一秒を早く皆様に観ていただきたいと思っております。では、異変にお気をつけて、、皆様が映画館から出られる事を祈っております」とコメントした。
映画「8番出口」特報
二宮和也コメント
とにかく川村【監督】とご一緒したいと思っていたので、お声を掛けていただいたのが嬉しくて参加出来てよかったなと思いました。この作品は中々言語化が難しいのですが、我々のこだわりの一秒一秒を早く皆様に観ていただきたいと思っております。
では、異変にお気をつけて、、皆様が映画館から出られる事を祈っております。
川村元気コメント
超日本的に整理された地下通路における、混乱と恐怖の無限ループ。
「8番出口」に出会った時、これは日本発の世界で勝負できる「発明」だと興奮しました。でも、いったいどんな映画になるのか? 今まで映画を四十本以上作ってきて、これほどまでにどんな映画になるのかわからない作品はなかった。けれども、それこそが映画館で体験したいエンタテインメントだとも思いましたし、自分が監督としてチャレンジするのならばそういう作品でありたいと思いました。
二宮和也さんは、まるで意思を持ったかのように異変を見せながら無限にループする地下通路に迷い込んだ主人公です。彼の役には名前がありません。恐ろしいことや不思議なことが日々起こる「現代」において、困難な「現実」をサバイブしていく「人間」を演じてもらいました。
二宮さんは、セリフやアクションで発散する芝居も素晴らしいのですが、それ以上に「惹きつける」芝居が抜群だと思っています。ただ歩いている、ただなにかを見ている。それだけでも観客が前のめりで観てしまう、視線を惹きつける力がある俳優。それは「硫黄島からの手紙」でクリント・イーストウッド監督が発見した彼の最大の魅力だと思っていて、それを「8番出口」では存分に活かしたいと思いました。脚本の段階から撮影の現場まで、彼の豊富なアイデアに、その多彩な演技に、大いに助けてもらいました。
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