これは、2013年に演劇ユニットのオレガ・ユナイテッドにより上演された舞台「Not beer but low-molt beer(これはビールじゃない、発泡酒だ)」の映画化作品。本作は約3年前に撮影されたあと、クラウドファンディングを経て、このたび劇場公開に至った。脚本を舞台版と同じく佐渡ツムジが務め、監督を中川寛崇が担った本作では、とある老婦の通夜に居合わせた4人が、彼女の財産を巡ってだまし合いを繰り広げるワンシチュエーション劇が展開。人のいい詐欺師・鮫島優役を玉城、その見習いであるチャラ詐欺師・押切淳平役を
舞台版で押切役を演じ、映画化の企画・プロデューサーを務める川又崇功は「クラウドファンディングでご支援いただいた皆々様、この3年の間に『NOT BEER』を知り、応援して下さっていた方々のおかげでようやく公開出来ることとなりました。本当にありがとうございます」「夢を叶えてくれた皆様は、この映画の『共宴者』です。その共宴者の輪がこれからもっともっと広がることを心から願っています」とコメントした。
配給はGo×En。
中川寛崇コメント
このたび、僕の初めての長編商業映画が劇場公開される運びとなりました。映画館という特別な場所で、皆さまに作品をお届けできることを心から嬉しく思います。
本作の制作には、学生時代に共に映画を学んだ仲間たちがスタッフとして参加してくれました。彼らの情熱や創造力に支えられ、劇場公開という夢に見ていた瞬間が現実となり、本当に幸せです。
主演を演じてくださった、鮫島役の玉城裕規さんと押切役の相馬理さんをはじめ、キャストの皆さんもそれぞれのキャラクターを見事に体現し、物語に深みと温かさを与えてくださいました。特に、鮫島と押切のコンビが繰り広げる会話劇は、本作の大きな見どころです。撮影現場では笑いが絶えず、編集作業中には涙をこらえる場面もありました。
本作は一見すると騙し合いをテーマとした物語に見えますが、その裏には人間関係、信頼、そして嘘の本質が描かれています。この物語が、観てくださる皆さまの心に色々な感情や新しい発見を生み出してくれることを願っています。
ぜひ劇場でご覧いただき、鮫島たちの“完全に計画通り…とはいかない”物語をお楽しみください。
川又崇功コメント
公開日の2025年5月30日から丁度3年前に作った映画「NOT BEER」。
クラウドファンディングでご支援いただいた皆々様、この3年の間に「NOT BEER」を知り、応援して下さっていた方々のおかげでようやく公開出来ることとなりました。本当にありがとうございます。
長らくお待たせしておりましたが、ご期待にお応えできる作品になったと心から自信を持ってお届けします。
「NOT BEER」の公開という夢を叶えてくれた皆様は、この映画の「共宴者」です。その共宴者の輪がこれからもっともっと広がることを心から願っています。
ぜひ劇場で、この映画と再会してください。この特別な瞬間を共有できることが、僕たちにとって何よりの幸せです。
本当にありがとうございます。そして、映画館で乾杯しましょう!
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玉城裕規の主演映画「NOT BEER」3年越しに劇場公開、共演に相馬理ら(コメントあり) https://t.co/50KSEymEpQ