SNS上の事前投票でキャラクターや設定が変化、制作参加型の朗読劇「物語の魔法屋」

「あなたと紡ぐ朗読劇『物語の魔法屋』-月明かりの迷い子たち-」が5月18日に東京・科学技術館 サイエンスホールで上演される。

本作は、デザインプロダクションの工画堂スタジオと、インクストゥエンターが初めてタッグを組む、制作参加型の朗読劇。「物語の魔法屋」は、事前投票アンケートにより物語が立ち上げられる参加型の朗読劇プロジェクトで、参加者は魔法屋の店主を務める大魔法使い“師匠”の弟子となり、師匠が語りかける公式SNSでの発信に従って投票を行うことで、登場人物のキャラクター設定や物語作成の手助けしていく。作られた物語は朗読劇として披露され、その結末は、劇場での最終アンケートによって決まる。

物語の舞台は、格差が激しい異世界。最下層の青年Aは、とある目的のために上層を脱出して逃走している少年Bとその護衛・青年Cと出会う。青年Cは、青年Aの幼なじみで、訳あって上層の住人となっていた。裏切り者の青年Cと、憎しみの対象である少年Bから協力を求められた青年Aは、「報酬が目当て」と言って了承するが……。

朗読劇には、青年A役で浦和希、少年B役で永野由祐、青年C役で廣瀬大介が出演。また、上村祐翔が師匠役の声を担う。脚本は岩井恭平が担当。

「物語の魔法屋」PV第1弾