大鷹明良・石田佳央ら出演「嫌われる勇気」舞台版、紀伊國屋ホールでスタート

「ウォーキング・スタッフ プロデュース『舞台版 嫌われる勇気』」が、昨日9月24日に東京・紀伊國屋ホールで開幕した。

岸見一郎と古賀史健の共著による「嫌われる勇気」（ダイヤモンド社）は、哲人と青年の対話形式でアルフレッド・アドラーの思想をまとめたベストセラー。舞台版は、和田憲明の脚本・演出で2015年に初演され、今回は再演となる。劇中では、絶望を抱えたある女性が登場し、サスペンスに満ちた人間ドラマが展開。出演者には大鷹明良、石田佳央、辻千恵、加藤良輔、小島藤子が名を連ねた。

開幕に際し、公演の企画者である石井久美子は「原作の『嫌われる勇気』が300万部突破した記念すべき年に、書店の中にある紀伊國屋ホールで舞台版『嫌われる勇気』の再演を上演することになり、書籍と演劇とのコラボ感がより増していくことを光栄に存じております。原作ファンの方にも、原作を読んでいない方にも、この演劇を見ていただいてアドラー心理学にもっと興味を持っていただき、更に原作にも興味を持っていただける……橋渡しになればなと思っています」とコメントした。

上演時間は約2時間15分。公演は9月29日まで行われる。なお一部公演ではアフタートークを実施。本日9月25日14:00開演回には岸見、利重剛、大鷹、石井、27日19:00開演回には植本純米、飯田サヤカが登壇する。

※山田純大は体調不良で降板し、代わりに石田佳央が出演します。なお初日予定だった9月23日は公演中止となりました。