抗原劇場が「1（忘）LDK」を5カ月連続上演、各月2名のアーティストが登場

「抗原劇場『1（忘）LDK - 連続上演』」が7月から11月にかけて毎月、東京・SCOOLにて上演される。

「1（忘）LDK」は、山田カイルが代表を務める抗原劇場の、“不自由のなかに時折一瞬だけ現れる、小さな自由を上演するプロジェクト”。これまで4都市で5名のアーティストが上演してきた同作を、今回は毎月2人のアーティストによる新たな上演とトークという形で連続上演する。

コンセプトを山田カイルとジュネスホワイトが手がけ、7月は田上碧と石川朝日、8月は荒木知佳と額田大志、9月は大道朋奈と公募アーティスト、10月は古木健と小宮りさ麻吏奈、11月は佐藤朋子と甘井飴子が出演する。

上演に向けて山田は「『1（忘）LDK』というテクストでは、それを上演する者に、自分という小さな単位と、宇宙という大きな単位を何かしらの方法で繋いでくださいと頼んでいます。11月まで『1（忘）LDK』を上演してくれる10名アーティストがそれぞれ、違った繋ぎ方を教えてくれるはずです。我々観客は、10通りの、世界を変えるための手掛かりを得られるはずです」とコメントした。