白石加代子「百物語」アンコール第5弾、阿刀田高・高橋克彦の作品でツアー公演

「岩波ホール発 白石加代子『百物語』シリーズ アンコール公演第5弾」のツアー公演が、10月から11月にかけて行われる。

「百物語」シリーズは白石加代子がライフワークとして行っている公演。このシリーズでは、明治から現代の日本の作家の小説を中心に、“恐怖”というキーワードで選ばれた作品を白石が朗読する。2014年、白石は泉鏡花「天守物語」をもって「百物語」の全99話を語り終えたが、現在はそのアンコール公演が行われている。

アンコール公演の第5弾となる今回は、阿刀田高「干魚と漏電」、高橋克彦「遠い記憶」の2作品を、鴨下信一による構成・演出で立ち上げる。公演は10月12・13日の東京・シアター1010公演を皮切りに、26日に東京・練馬文化センター 小ホール、11月2日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、4日に茨城・水戸芸術館 ACM劇場、8日に北海道・共済ホール、11月12日に北海道・江別市文化ホール（えぽあホール）、16日に神奈川・相模女子大学グリーンホール 多目的ホール、18日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場で行われる。

※初出時、公演日程に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。