「白い病」をもとにした“SFパンデミック劇”、ツチプロリーディングアクト公演に小沢まゆ

「ツチプロリーディングアクト公演 vol.4『白い病』」が、6月12・13日に東京・南青山MANDALAで上演される。

ツチプロは、土屋士が主宰するプロデューススタイルの演劇集団。今回の公演では、スペイン風邪の流行を目の当たりにしたカレル・チャペックによる戯曲「白い病」をもとにした“SFパンデミック劇”を、土屋の演出によりリーディング形式で上演する。

21XX年の世界では、大理石のような白い斑点が身体にできる未知の感染病が流行していた。パンデミックに伴う世界恐慌が起こり、戦火が広がる中、特効薬を発見したという女性医師が現れ……。主役のガレーン医師を演じるのは小沢まゆ。大統領（某国の元首）役を近童弐吉、大統領の孫娘アネット役を咲貴が務める。

なお本公演には、廃棄予定だったアクリル板をつなぎ合わせた巨大アクリル板が舞台装置として登場し、巨大アクリル板には映像が投影される。