お布団「破壊された女」Wキャストで再演、得地弘基「明るい話ではありませんが、ぜひ見に来て」

「お布団『破壊された女』」が、5月23日から6月2日まで東京・サブテレニアンで上演される。

「破壊された女」は、お布団が2019年に初演した一人芝居。今回は、永瀬安美と村岡佳奈のWキャストで上演される。作・演出の得地弘基は、上演に向け「今回、2019年にやった一人芝居をまた作ることにしました。初演は5回しかやってなかったのですが、この作品は、フィクションと現実、倫理、労働、悪とか、自分のコアな題材が詰まっていて、上演としても、もっと多くの人に見てもらえるポテンシャルがあるのでは、と思って、今回新しいキャストとして、永瀬さん、村岡さんと再演します。2019年の時に、不吉な予感のようだったこの作品の内包するものが、現在の状況に対してさらに切迫したものとして、あるような感じがしていて、そこに向き合いながら作っていきます。明るい話ではありませんが、ぜひ見に来てください」とコメントした。