エネルギーを客席にお届けします！30-DELUX NAGOYA「義経千本桜」幕開け

30-DELUX NAGOYA「義経千本桜～源平天外絵巻～」が昨日12月8日に愛知・名古屋市芸術創造センターにて開幕した。

「義経千本桜～源平天外絵巻～」は、30-DELUXが2015年に4都市で上演した“和物アクションエンタメ”「新版 義経千本桜」を大幅リニューアルした作品。キャストにはそれぞれ名古屋にゆかりがある、名古屋発のボーイズグループ・BOYS AND MENの吉原雅斗、SKE48の北川愛乃、岡本彩夏、ナゴヤ座の座長・名古屋山三郎、BOYS AND MENの弟分ユニット・BMKの佐藤匠らがそろった。

開幕に際し吉原は「エンタメを愛する人たちが集結して、刺激的な作品を作り上げることができました。皆のテンションが舞台上でどんどん化学反応を起こしていくことに圧倒されました。このエネルギーを客席の皆様に余すことなくお届けします！」とコメント。北川は「稽古では、自分の芝居が日に日に変わっていくのを感じました。千秋楽に向けて、もっともっと変えていけるのではないかと思っています。1つ1つのシーンを大切に、思い切り演じ切りたいです」と言い、栗原は「台本を見た時からパワーが必要な芝居になりそうだと感じていました。実際の舞台では、緊張感がありながらも、想像以上の手応えがあり、凄い作品になったと実感しています」と述べる。

佐藤は「今年3月の『シェイクス』に続いて、再び30-delux NAGOYAの舞台に立たせていただき、30-deluxの一員のような気持ちです。今回は、事務所の先輩（吉原雅斗）の家臣役ということで、家臣以上の絆も生まれました（笑）。名古屋のエンタメをより一層盛り上げていきたいです！」と意気込みを語り、岡本は「お芝居の経験はそれほどなかったのですが、ステキなキャストの皆様とご一緒させていただいて、自分自身も成長できたと思います。ぜひ足を運んでほしいです」と語る。

清水順二は「名古屋で一番勢いのある劇団を主宰する宮谷さんと組ませていただき、議論を重ね合いながら本作を形にすることができました。名古屋には、芝居をグイグイ引っ張っていける若いアーティストがいることにも感激しています。東京の演劇界からは『なぜそんなに名古屋にこだわるの？』と怪訝な顔をされることもあるのですが、『名古屋にはこんな素晴らしいエンタメを作れるポテンシャルがある』ということを、日本に、そして世界に発信していきたいです」と思いを述べた。公演は明日12月10日まで。