Entertainment Human Theater! 紀伊國屋書店提携公演「ハッピーバースデー~命の唄~」 が10月25日から29日まで東京・紀伊國屋ホールで上演される。
青木和雄と吉富多美による児童書「ハッピーバースデー」は1997年に刊行され、その後アニメ映画化やテレビドラマ化などもされた作品。作中では、多忙でアダルトチルドレンな母の一言をきっかけに、生まれたことを後悔するようになった少女あすかが、徐々に変わっていく姿が描かれる。今回は、同書に感銘を受けた
土居は「このお話は、決して特別なお話では無いと思っています。何気ない一言が、思いがけず相手を傷つけてしまった経験、私にもあります。それでも人と人とのつながりはそんなことでは絶対に崩壊しない。愛と思いやりと少しの勇気があれば」と述べ、「私の初企画『ハッピーバースデー』、ぜひご覧ください」と呼びかけた。
上演時間は約2時間。土居のコメント全文、亜季緒、水木のコメントは以下の通り。
土居裕子コメント
このお話は、決して特別なお話では無いと思っています。何気ない一言が、思いがけず相手を傷つけてしまった経験、私にもあります。それでも人と人とのつながりはそんなことでは絶対に崩壊しない。愛と思いやりと少しの勇気があれば。難しいテーマをきっとこの人なら、スカッとした舞台に作り上げてくれる。
いつも心掴む素晴らしい舞台を展開する脚本、演出の水木英昭氏に思いを託します。
主演は、愛溢れる優しく美しい人、亜季緒。
彼女から生まれる音楽、言葉は、この物語を浄化して希望をも与えてくれる。
私の初企画「ハッピーバースデー」、ぜひご覧ください。
亜季緒コメント
世代を超え幅広く、そして人々の心に深く浸透しているベストセラー作品「ハッピーバースデー」
本の表紙を開き、読み進めると同時に、とても受け入れ難い言葉を吐く人物が居ました。
私が演じさせて頂く静代という女性です。
「あんたなんか生まなきゃ良かった」と我が娘に言えてしまう人です。
寂しさを心の隅に追いやり、固めて追いやって生きてきた、弱くて脆くて、つよそうな人です。この物語に触れ、簡単には共感できなかった、したくなかった静代の心が、今、傍にあります。それは、受け入れてこなかった弱くて脆い、つよそうな私です。
運命に呼ばれて、そんな自分と向き合うことになりました。曝け出せるだろうか。
この作品の登場人物は皆、自分自身であると思います。
人はよわくもろくとも、つよくやさしく、なれる。信じて進みませんか。
水木英昭コメント
長い間、バイブル的図書としてロングセラーを記録しているハッピーバースデー。
命をテーマに唄うラストシーンがこの舞台の叫びである感動の原作を、更に涙と圧巻の唄で綴る舞台作品に、是非とも期待して頂きたい。
Entertainment Human Theater! 紀伊國屋書店提携公演「ハッピーバースデー~命の唄~」
2023年10月25日(水)~29日(日)
東京都 紀伊國屋ホール
原作:青木和雄、吉富多美「
構成・脚本・演出:
出演:亜季緒 /
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土居裕子の初企画、児童書「ハッピーバースデー」舞台化に亜季緒ら 演出は水木英昭(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/GKUZHQgmlz