松本の夜空のもと「テンペスト」幕開け、益山貴司「きっと、シェイクスピアも大満足！」

長野・まつもと市民芸術館による新作野外公演「テンペスト」が、昨日7月21日に同館のトップガーデン特設会場にて開幕した。

これは、ウィリアム・シェイクスピアの「テンペスト」を益山貴司の上演台本・演出・装置、ひびのこづえの衣裳、黒田育世の振付で立ち上げる野外公演。プロスペロー役を長野県出身の羽場裕一が務めるほか、曽世海司、西ノ園達大、柳内佑介、堀田康平、武居卓、チョウヨンホ、高田静流、佐藤峻輔、生島翔、益山寛司、さらに市民キャストが出演する。

益山貴司は開幕に際し、「ついに松本の『嵐の夜』が開幕しました！ 初日はまさかの雨予報でしたが、空の神様も我らに味方して、ラストシーンにおしめり涙雨！ 幕開き早くも温かき松本のお客様から盛んな拍手をいただき、主演の羽場さんはじめ、キャストも大奮闘！ こづえさんの素晴らしい衣裳が芝生と夕暮れの空に映え、育世さんの鋭くもファニーな振付が舞い踊る！ 市民アンサンブルの熱意が夜空を焦がし、誰も見たことのない『夏の夜の夢』のような『テンペスト』が誕生しました！ きっと、シェイクスピアも大満足！」とコメントした。

上演時間は約2時間。公演は明日7月23日まで。