昨日6月30日に千秋楽を迎えたシス・カンパニー公演「帰ってきたマイ・ブラザー」が、9月にWOWOWで放送・配信されることが決定した。
本作では、昭和歌謡の全盛期にヒット曲を放った兄弟グループ・ブラザー4の物語が展開した。
WOWOWでの放送・配信日は後日発表される。また放送・配信の際は、本編映像に加え、水谷、段田、高橋、堤のインタビュー映像も公開される。そのインタビューから抜粋した、4人のコメントは以下の通り。
水谷豊コメント
“さあ、いよいよ初日!”というときに、まず意識していたのは、“緊張に縛られないように”ということでしたね。何といっても舞台に立つのは23年ぶりでしたから。緊張とリラックスのバランスをうまくとらないと、セリフって滑らかに出てこないものなんです。舞台上で、「ちょうどいい感じだな」と思いながら演じることができて、最初に思い描いていた以上に素晴らしい舞台になりました。皆様ぜひご覧ください。
段田安則コメント
なにかあったとしても頼りになる方々ばかりなので、初日だからといって特別な緊張はなく、“今日からだな”という自然な感覚で始めました。脚本を読んだときに、この辺りでお客さんは笑うんじゃないかなと、ある程度、予想していた場面があったんですが、実際に、そこで思っていた以上の大きな笑い声が起きて、楽しんでいただいている実感がありました。
本当に楽しいお芝居です。お芝居を観たことがない方もぜひご覧頂きたいと思います。
高橋克実コメント
開演直前に、「携帯電話をお切りください。水谷豊でした。センキュー」と豊さんの陰アナウンスが入るんですが、初日にワーっとものすごい拍手と歓声が起きたんですよ。それから最後の曲がボーンと出たときにも、演劇ではあまり味わったことのない、まるでコンサート会場みたいなライブ感があって、そんなお客さまの反応には本当にビックリしました。
堤真一コメント
僕の出番は豊さんたちが出ていった少し後なんですけど、初日は豊さんたちが出た瞬間に、すごい拍手だったんですよ。ビックリして、舞台裏で克実さんと“なんか「8時だョ!全員集合」みたい”だとか言っていて(笑)。もう僕、来年で60歳なのに、のぶえちゃん(池谷のぶえ)以外は全員先輩なんですよ。こんなに「年下」って言われるのは本当に楽でした。先輩にお任せしていればいいので、稽古もある意味ひっちゃかめっちゃかなところもあって、とても楽しかったですね。
水谷豊さんの23年ぶりの舞台です! ぜひご覧いただきたいです。
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加美幸伸(Yukinobu KAMI) @kami_rock
「帰ってきたマイ・ブラザー」WOWOWで放送・配信決定、“4兄弟”へのインタビューも(コメントあり) https://t.co/QkxUcfKrOr