新宿梁山泊「少女都市からの呼び声」開幕、金守珍「今ここに戻ってきたんだな」と感慨

新宿梁山泊 第74回公演 テント版「少女都市からの呼び声」が、本日6月11日に東京・花園神社 境内 特設紫テントで開幕する。

これは、唐十郎の戯曲「少女都市からの呼び声」を金守珍が演出し、“テント版”として立ち上げるもの。出演者には新宿梁山泊メンバーのほか、客演の風間杜夫、六平直政、大鶴義丹が名を連ねた。

開幕に際し、金は「新宿梁山泊は36年も歴史があるけど、いろんなことをやりながら、今ここに戻ってきたんだな、と思う。『少女都市からの呼び声』という作品が持っている底力を､時を経てあらためて感じる。大海を旅して故郷の川に戻っていくサケの遡上のように､状況劇場でやっていたことにかえってきているんじゃないかな」とコメントした。公演は6月26日まで。