コンプソンズ新作「愛について語るときは静かにしてくれ」レイモンド・カーヴァーに想を得て

コンプソンズ「愛について語るときは静かにしてくれ」が、8月2日から13日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。

これは、金子鈴幸が脚本・演出を手がけるコンプソンズの新作公演。本作では下北沢を舞台に“三十代の青春”が描かれる。出演者には辻凪子、畦田ひとみ、てっぺい右利き、細井じゅん、大宮二郎、宝保里実、星野花菜里、そして金子が名を連ねた。

上演に向け、金子は「今回のタイトルはレイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』と『頼むから静かにしてくれ』をくっつけたものですが、内容的には『下北沢を舞台にした青春モノ』になりそうです。しかし『写ルンです』が映えそうな白手書きタイトルのエモを今更やるのもあれだし、そういうのを腐すノリももういいよって感じだし、どうも八方塞がりな気がします。それでも青春モノです。30あたりの人々の。しかもシモキタが舞台！ 『エモいわぁ、と言いながら心の中はからっぽ』みたいなことをテーマに頑張りたいです。それはなんかカーヴァーっぽい気がします！ たぶん！」とコメントした。

チケット販売は6月17日12:00にスタート。なお公演終了後の8月19日からは映像配信が実施される。詳細は公式サイトで確認を。