悪童会議は、演出家の
茅野はユニット名について「僕のルーツ、善人会議(現・扉座)へのリスペクトも込めて“悪童会議”と名前をつけました。いい大人なのにいつまでも大人になれない悪ガキのままの自分にぴったりな名前だと思います」と語り、「良い戯曲といい役者も揃いました。『みんな、元気になろうぜ!』という一心で、僕ららしく創る芝居です。みなさんどうぞ楽しみにしていてください」とコメント。
中山は「茅野さんはとても熱く、とても真面目で、パワフルに演劇を創り続けている素晴らしい演出家。その茅野さんに『俺、なんかやりたいんだよね』と言われたら、僕は喜んで巻き込まれます。演劇を好きな方もまだよくわからないという方も、この“悪童会議”で演劇を観る喜びに触れてもらえたら嬉しいです」とメッセージを送る。
さらに主演の佐藤は「のちに発表となりますが、キャストどえらいことになってます」と言い、「十数年携わってきたこの役者の世界で、間違いなくターニングポイントとなるであろうこの作品。今までの経験全てをここに注ぎ込み、新たな道を切り拓いて行こうと思います」と意気込みを語った。
なお悪童会議の第2弾公演は2024年春に開催予定。同作は東京・品川区に建設予定の新劇場のこけら落とし公演となる。
茅野イサム コメント
演出家になってからありがたいことにさまざまなオーダーをいただき、たくさんの演劇を創ってきました。
バラバラに集まってきた人間たちがひとつの目標に向かって突っ走っていくプロデュース公演は、みんなの思いがガッと太い流れとなったときのパワーがものすごく、劇団育ちの自分にとってとても楽しく刺激的な世界でした。
大切な作品、大切な場所もたくさんできました。
そんなときふと思ったんです。なんか、自分の芝居がやりてぇなぁ。
いや、しなきゃいかんな、と。
歳を重ね、長くしまいこんできた気持ちに改めてあかりが灯ったのかもしれません。
この思いに僕のルーツ、善人会議(現・扉座)へのリスペクトも込めて“悪童会議”と名前をつけました。
いい大人なのにいつまでも大人になれない悪ガキのままの自分にぴったりな名前だと思います。
メンバー第1号は同じ気持ちを抱く中山晴喜さん。
心強い相方と共に、来年、1本目の舞台を上演します。
良い戯曲といい役者も揃いました。「みんな、元気になろうぜ!」という一心で、僕ららしく創る芝居です。
みなさんどうぞ楽しみにしていてください。
中山晴喜 コメント
長い間共に芝居創りをしてきた茅野イサムさんと久しぶりに一緒に演劇をやることになりました。
第1作は「いとしの儚」 かつて僕らも遊座として1度上演している作品です。
舞台のことを何も知らなかった自分が仕事を通じてその面白さに目覚め熱中し、そして初めて手がけたストレートプレイ。実は今まで自分が関わった舞台の中でも5本の指に入るくらい、僕は自分たちの「いとしの儚」が大好きなんです。
あのときの達成感といくつかの心残りとを抱きつつ、もう一度、新しいメンバーでやる。
楽しみです。
誤解を恐れずに言えば「『いとしの儚』の中でも一番の『いとしの儚』を創るぞ」という思いでいっぱいです。
茅野さんはとても熱く、とても真面目で、パワフルに演劇を創り続けている素晴らしい演出家。
その茅野さんに「俺、なんかやりたいんだよね」と言われたら、僕は喜んで巻き込まれます。
演劇を好きな方もまだよくわからないという方も、この“悪童会議”で演劇を観る喜びに触れてもらえたら嬉しいです。
佐藤流司 コメント
信頼出来る方たちと、信頼出来る作品で、信頼されるようなお芝居を目指せる。
こんなに幸せな事はありません。
十数年携わってきたこの役者の世界で、間違いなくターニングポイントとなるであろうこの作品。
今までの経験全てをここに注ぎ込み、新たな道を切り拓いて行こうと思います。
のちに発表となりますが、キャストどえらいことになってます。
私がターニングポイントと言う理由、そこにもあります。
初めて聞いた時、語彙を失いました。
悪童会議 旗揚げ公演「いとしの儚」
2023年7月6日(木)~17日(月・祝)
東京都 品川プリンスホテル ステラボール
脚本:
演出:
プロデューサー:中山晴喜
出演:
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