「金町フェスタ」路上パフォーマンスに2作品、「Painting×Happenning」「ライ！ライ！kn 町」

「路上パフォーマンス produced by 金町観察」が10月30日に東京・金町駅南口マルエツ前で開催される。

これは、東京都葛飾区金町の南口商店街で開催されているイベント「金町フェスタ2022」の1プログラム。「路上パフォーマンス produced by 金町観察」では、加藤里奈が構成・振付を手がける、ダンサー9人によるダンス・パフォーマンス「Painting×Happenning」とWTFの主宰・古川雄大が劇作・演出を担う、WTFの演劇・パフォーマンス「ライ！ライ！kn 町」が披露される。上演時間は2作合わせて約50分。鑑賞は無料で、予約も不要だ。

加藤里奈コメント

“アートを身近に感じてもらう”をコンセプトに今回着想を得たのは「ハプニング」と呼ばれる、1950年代～に起こった、市街地などで行われるような一回性の強い“動き出す美術展示”です。普段「絵画」と聞くと気高く、難解なものと感じられるかもしれませんが、それらがもし突如“動き出したら”──ワクワクしてきませんか？

お気軽にご覧いただくのはもちろん、“パフォーマーと一緒に”絵を描いたり、絵になったり、踊ったり──。是非皆様にもパフォーマンスにご参加いただき、“アートに触れる”機会にしていただけたら幸いです。

古川雄大コメント

人は嘘を価値や意味がない、悪いものと考えがちです。「夢オチかよ！ 聞いて損したわ」なんてツッコんだりもします。でも人は案外、本当じゃないことや嘘かもしれないことに囲まれながら生きているものです。それに、嘘は嘘で面白い。自分から見ると、他人は「嘘」そのもの。自分にとっては思いも寄らぬ人生を抱えています。でも「嘘」だからこそ、頭で理解し、受け止めてあげられるのではないかと思います。タイトルの「kn 町」は「かなまち」とも「このまち」とも読みます。今回は嘘の金町のお話です。ぜひお楽しみください。