大野拓朗・甲斐翔真ら出演「クラウディア」配信決定、岸谷五朗「“想い”を観劇して」

「Daiwa House Special 音楽劇『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」の期間限定オンデマンド配信が決定した。

「クラウディア」は、岸谷五朗と寺脇康文が主宰する演劇ユニット・地球ゴージャスが2004年に初演した作品。同作では7月14日公演を配信予定だったが、新型コロナウイルスの影響で14日から22日までの公演が中止となり、映像配信も中止となっていた。これを受け、12日に事前収録された映像が、21日10:00から28日9:59までの期間限定でオンデマンド配信されることが明らかになった。

今回の配信には、大野拓朗、廣瀬友祐、門山葉子、上山竜治、平間壮一らが出演するチームO公演と、甲斐翔真、小栗基裕、田村芽実、中河内雅貴、新原泰佑らが出演するチームK公演の2パターンが用意される。またチームOバージョンでは大野、廣瀬、上山、平間のアフタートーク、チームKバージョンでは配信のために収録された甲斐、小栗、新原によるトークをそれぞれ視聴可能だ。

配信の決定に際し、脚本・演出の岸谷は「せめて配信という表現の場で一人でも多くのお客様に俳優スタッフの必死の『想い』を観劇していただきたい。その一心であります！ いかなる状況でも、めげることなく、皆様のお力添えを頂き『地球ゴージャス』のエンターテイメントの追求は無限に続けてまいります！ 今後共宜しくお願いいたします。まだまだ諦めずに一公演でもできるように模索してまいります」とコメントしている。

「Daiwa House Special 音楽劇『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス」は7月24日まで東京・東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）、29日から31日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される予定だ。

岸谷五朗コメント

地球ゴージャス公演、三年連続で公演中止に追い込まれてしまいました。その度に思い出されるのは、マスクをしながらのストレスに耐え、汗だくで必死に稽古に励んでくれていたキャストの瞳です。彼等がやっと報われ発散できる本番という舞台がコロナで呆気なく吹き飛ばされてしまう……。ぶつけどころのない悔しさで一杯です。舞台の醍醐味は何と言っても「生」の良さです。しかしこの状況です。せめて配信という表現の場で一人でも多くのお客様に俳優スタッフの必死の「想い」を観劇していただきたい。その一心であります！

いかなる状況でも、めげることなく、皆様のお力添えを頂き「地球ゴージャス」のエンターテイメントの追求は無限に続けてまいります！

今後共宜しくお願いいたします。まだまだ諦めずに一公演でもできるように模索してまいります。

※7月14日から22日までの公演は、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。