開館25周年を記念し、寺山修司記念館一帯で「八月の紫陽花」を上演

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エクスペリメンタル叙事詩劇「『八月の紫陽花 -August Hydrangea』-寺山言語と俳優肉体言語がアラベスクする実験劇一夜-」が7月31日に青森・三沢市寺山修司記念館 屋外多目的スペース ほかにて上演される。

エクスペリメンタル叙事詩劇「『八月の紫陽花 -August Hydrangea』-寺山言語と俳優肉体言語がアラベスクする実験劇一夜-」ポスター

エクスペリメンタル叙事詩劇「『八月の紫陽花 -August Hydrangea』-寺山言語と俳優肉体言語がアラベスクする実験劇一夜-」ポスター

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これは青森県にある三沢市寺山修司記念館の25周年記念行事として、寺山修司記念館一帯を使って行われる演劇。寺山修司のエクリチュールを、J・A・シーザーの演出・音楽、高田恵篤の共同演出・構成台本で立ち上げる。

上演に向けてJ・A・シーザーは、「2017年、三沢市街全域で繰り広げられた市街劇『田園に死す』以来の、演劇実験室◎万有引力による特別公演となる」「寺山さんの言葉(自筆もあるがほとんどが活字されたもの)が展示されている寺山修司記念館で展開される今回のエクスペリメント作品が《活字されたものと朗読の劇的アクチュアリティ》や《活字されたものと朗読の劇的算出法(表現法)》を見出すことが出来るか、それとも我々も観客も記念館の何処かで宙吊りになってしまうのか。あるいは、寺山修司のラジオドラマ(言語表現)を如何にビジュアル化して劇的展示(演劇表現)するかに方向舵を定めるかは、当日のわれわれと観客との心的能力(当意即妙力)次第というところか。『記念館閉館後、想像力電灯が灯ると記念館一帯は一瞬にして生きた《活字された世界》になるところから始まる』と想像ト書きしてもらって会場へと足を運んでもらいたい」とコメントした。

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エクスペリメンタル叙事詩劇「『八月の紫陽花 -August Hydrangea』-寺山言語と俳優肉体言語がアラベスクする実験劇一夜-」

2022年7月31日(日)
青森県 寺山修司記念館 屋外多目的スペース ほか

エクリチュール:寺山修司
演出・音楽:J・A・シーザー
共同演出・構成台本:高田恵篤
出演:高田恵篤、伊野尾理枝、小林桂太、木下瑞穂、森ようこ、高橋優太、今村博、山田桜子、三俣遥河、内山日奈加、加藤一馬 ほか

※演劇実験室◎万有引力の「◎」は中が●、高田恵篤の「高」ははしご高、今村博の「今」は異体字が正式表記。

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𝑴𝒂𝒓𝒄𝒐🌔飛田大輔 @sukebous

チラシめっちゃ可愛い🫣 https://t.co/Jg9uqlsKLC

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