ヨーロッパ企画×フジテレビ「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」にムロツヨシら

ヨーロッパ企画の上田誠が総合演出・全体構成・脚本・監督を務める「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」が、10月8日深夜にフジテレビで放送される。

「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」は、新感覚SF総合バラエティー番組「ヨーロッパ企画のYou宇宙be」でタッグを組んだヨーロッパ企画とフジテレビが送る、“青春系・時間SFオムニバスドラマ”。ストーリーテリングパートと、時間SFの要素を盛り込んだ3本のショートドラマで構成され、ストーリーテリングパートでは、ムロツヨシとヨーロッパ企画のメンバーが掛け合いを繰り広げる。

1本目のショートドラマ「リマインド」では、SF好きの女子大学生と男子大学生がタイムリープに巻き込まれていく姿が描かれ、女子大学生役を上白石萌歌、男子大学生役を戸塚純貴が担当。2本目「あいつのミラクルショット」では、京都で暮らすサラリーマン役を矢作兼（おぎやはぎ）が演じ、3本目「乙女、凛と。」では、フォークデュオのボーカル役を久保史緒里（乃木坂46）が演じる。

放送決定に際し、上田は「『サマータイムマシン・ブルース』という映画があります。僕らヨーロッパ企画が、2001年に作った舞台をもとにした、タイムトラベル映画です。この映画でムロツヨシさんと出会い、今の僕らへつながる色んな人たちと出会い、その後もたくさんの時間ものを作るきっかけになりました。映画公開から16年の時を経て、そろそろまたタイムマシンに乗ってみたくなりました。あの映画のパラレルワールドのような物語。それから時間にまつわる3つの新しい物語。ムロさんをお誘いしたら、一緒にタイムマシンに乗ってくださるとのこと。倉庫の隅っこに眠っていた当時のマシン（実物）を引っ張り出してリペアしました」と思いを明かしつつ、「タイムマシンのような番組です。時間旅行へぜひ」と視聴者に呼びかけた。

なお本番組は地上波で放送後、FODやFODプレミアム、TVerで配信される予定だ。

上田誠コメント

「サマータイムマシン・ブルース」という映画があります。僕らヨーロッパ企画が、2001年に作った舞台をもとにした、タイムトラベル映画です。この映画でムロツヨシさんと出会い、今の僕らへつながる色んな人たちと出会い、その後もたくさんの時間ものを作るきっかけになりました。映画公開から16年の時を経て、そろそろまたタイムマシンに乗ってみたくなりました。あの映画のパラレルワールドのような物語。それから時間にまつわる3つの新しい物語。ムロさんをお誘いしたら、一緒にタイムマシンに乗ってくださるとのこと。倉庫の隅っこに眠っていた当時のマシン（実物）を引っ張り出してリペアしました。そして、舞台「続・時をかける少女」でご一緒した上白石萌歌さんとは、再び時をかけ、記憶をめぐる物語を。おぎやはぎ・矢作兼さんとは、並行世界の自分自身とビリヤードするお話を。舞台「夜は短し歩けよ乙女」の主演を務めた久保史緒里さんには、少し大人になった乙女が先斗町で未来を思う話を。タイムマシンや時間ものについて考えることは、そのまま過去や未来、あったかもしれない別の人生に思いをはせることもあります。時間にまつわる感情はいつだってブルースプリングでブルースでした。タイムマシンのような番組です。時間旅行へぜひ。