気を抜かず最後まで突っ走る、矢花黎主演の“モボ朗読劇”「二十面相」開幕

矢花黎（7 MEN 侍 / ジャニーズJr.）主演「モボ朗読劇『二十面相』～遠藤平吉って誰？～」が、本日6月19日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで開幕した。

鈴木勝秀が上演台本・演出、大嶋吾郎が音楽・演奏を担う本作は、江戸川乱歩の作品に登場する盗賊・怪人二十面相と、彼のライバルである明智小五郎に光を当てた朗読劇。出演者には、明智小五郎役の矢花、小林芳雄少年役の豊田陸人（少年忍者 / ジャニーズJr.）、江戸川乱歩役のカズマ・スパーキン、怪人二十面相役の栗原英雄が名を連ねた。なお朗読劇は、大嶋とあさいまりによる生演奏に乗せて紡がれる。

開幕直前に行われた公開ゲネプロでは、出演者があいさつ。カズマは「普通に公演ができるということが奇跡的な状況で、無事初日を迎えることができました。本当に、いろんな方のおかげです。その感謝の心を気合いに変えて、最後まで走り抜けたい」、栗原は「お客様を迎えれられることを、とてもうれしく思っております。今日から、矢花くん、豊田くん、カズマさん、吾郎さん、まりさんと毎日フレッシュなセッションをしていけたら」とそれぞれ思いを述べた。

豊田は「朗読劇というのは、僕にとって初めてで。本当に奥が深いなって思いました」とコメント。最後に矢花が「こういうご時世の中、こうして無事に幕を開けられるということは、本当に幸せなこと。また、お客様も、いろいろな決断をなさってご来場いただいているかと思います。今回観に来れなかった方が悔しい思いをしているのは十分承知しているので、その選択をした人のためにも、気を抜かず、最後まで突っ走りたい」と力強く語った。公演は6月27日まで。