彩の国シェイクスピア最終作「終わりよければすべてよし」に藤原竜也、石原さとみ

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第37弾「終わりよければすべてよし」が、5月に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演される。

左から藤原竜也、石原さとみ、吉田鋼太郎。

左から藤原竜也、石原さとみ、吉田鋼太郎。

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第37弾「終わりよければすべてよし」ビジュアル

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「彩の国シェイクスピア・シリーズ」は、ウィリアム・シェイクスピア全37作品の完全上演を目指し、1998年に故・蜷川幸雄のもとでスタートした企画。その37作品目となる今作は、若き伯爵バートラムと、彼に恋する孤児ヘレンを中心とした喜劇「終わりよければすべてよし」だ。演出を吉田鋼太郎が手がけ、出演者にはバートラム役の藤原竜也、ヘレン役の石原さとみのほか、溝端淳平正名僕蔵山谷花純河内大和宮本裕子横田栄司、吉田が名を連ねている。

蜷川の跡を継ぎ、2016年に本シリーズの2代目芸術監督に就任した吉田は「きっと劇場の何処かで見守ってくれているであろう蜷川さんに恥ずかしくないような、喜んでもらえるような大団円にしたいと思っています。そうなるよう、今回の座組一丸となって『終わりよければすべてよし』に取り組みたいと思っています。名実共に『終わり良ければ全て良し』になるように」とコメント。

過去にも本シリーズに参加してきた藤原は「蜷川さん、そして鋼太郎さんの手によって創り上げられてきた『シェイクスピア・シリーズ』の最終作に出演させていただけること、本当に光栄に思います。新型コロナウイルスの影響で大変な世の中ですが、23年間を祝う、喜びに満ちた舞台をお届けできたらいいですね」と意気込みを述べ、初参加の石原は「蜷川幸雄さんの血脈を受け継いだ吉田鋼太郎さん演出のシェイクスピア。藤原竜也さんとの舞台初共演。もう……感動です。とにかく倒れないよう精神力・体力をつけて臨みたいと思います!」と抱負を語った。

なお本作は埼玉公演のあと、宮城、大阪、愛知、佐賀でも上演される予定だ。

吉田鋼太郎コメント

彩の国シェイクスピア・シリーズ、いよいよ大詰めです。

師、蜷川幸雄の下に綺羅星の如き役者達が、スタッフが、そして大勢のお客様達が集いました。最後まで蜷川さんにやって欲しかった。見届けて欲しかった。そして一緒に祝いたかった。そう思います。きっと劇場の何処かで見守ってくれているであろう蜷川さんに恥ずかしくないような、喜んでもらえるような大団円にしたいと思っています。そうなるよう、今回の座組一丸となって「終わりよければすべてよし」に取り組みたいと思っています。名実共に「終わり良ければ全て良し」になるように。

藤原竜也の魅力と可能性は尽きる事が有りません。沢山の作品で御一緒しましたが、その度毎に様々な顔を見せてくれます。今回、戦争に出かけていく血気盛んな青年であると同時に、恋に落ちたり、仲間を騙したり、望まない結婚を押しつけられたり、多様な局面を演じなければならない竜也が、今度は、どんな顔を見せてくれるのか。そして、蜷川さんの一番弟子だった彼が、蜷川さんのホームグラウンドだった彩の国さいたま芸術劇場にどんな風を巻き起こしてくれるのか、楽しみで仕方有りません。

石原さん、いよいよ、シェイクスピア・シリーズ初登場です。

王や貴族達といった登場人物の中で、石原さんの役は唯一身分の低い召使の少女です。そして不思議な力と魅力で王の病を治し、人々を魅了していきます。

シェイクスピアの戯曲の中でも、非常に異彩を放つ特異な難役で、この役に当てはまる女優さんがなかなか思いつかず困っていた時、「アジアの女」という芝居で石原さんと御一緒して、「あっ、この人だ!」とひらめきました。清楚で純朴でいながら艶めかしく魔女のようでもある。石原さんです。

稽古場で彼女の台詞の第一声を聞くのが、今から楽しみでなりません。

藤原竜也コメント

蜷川さん、そして鋼太郎さんの手によって創り上げられてきた「シェイクスピア・シリーズ」の最終作に出演させていただけること、本当に光栄に思います。新型コロナウイルスの影響で大変な世の中ですが、23年間を祝う、喜びに満ちた舞台をお届けできたらいいですね。

鋼太郎さんは、いつも役者としての自分の幅を広げてくれます。以前演出していただいた「アテネのタイモン」も刺激的な稽古場だったことを覚えています。鋼太郎さんのシェイクスピアは格別ですので、今回はどのような作品を創り上げられるか、今からワクワクしながらその時を待ちたいと思います。

石原さんは映画やドラマでは共演させていただいたことがありますが、舞台では初めてになります。鋼太郎さんからもステージ上での彼女の魅力は伺っておりますので、この記念すべき作品で一緒に表現できること、心から楽しみにしています。

石原さとみコメント

シェイクスピア・シリーズ初参加でラストを飾る記念すべき作品に楽しみと緊張で身震いしています。蜷川幸雄さんの血脈を受け継いだ吉田鋼太郎さん演出のシェイクスピア。藤原竜也さんとの舞台初共演。もう……感動です。とにかく倒れないよう精神力・体力をつけて臨みたいと思います!

今から一年半前、吉田鋼太郎さんと一緒に脚本を選び、「アジアの女」という舞台に挑戦させていただきました。楽しくて仕方なかった稽古と本番を終え、絶大な信頼と尊敬の気持ちが頂点に達している大千穐楽の日に、シェイクスピアのラストを飾る作品へのオファーを直々に頂きました。戸惑うくらいの嬉しさでした。

それがもうすぐ実現します。

かなりの挑戦ですが、吉田鋼太郎さんを信じ続け「終わりよければすべてよし」の世界をちゃんとお届けできるように取り組みたいと思います。

舞台の藤原竜也さんは観客として見るものだと思っていました。自分がご一緒できる日が来るとは。怖いくらい緊張しますが、4月からの3ヶ月間、一番近くで竜也さんを見て、学び吸収し成長できるよう、食らいつきたいと思います!

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第37弾「終わりよければすべてよし」

2021年5月
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

※宮城、大阪、愛知、佐賀公演あり。

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎

キャスト

バートラム:藤原竜也
ヘレン:石原さとみ
デュメイン兄弟:溝端淳平
ラフュー:正名僕蔵
ダイアナ:山谷花純
デュメイン兄弟:河内大和
ルシヨン伯爵夫人:宮本裕子
パローレス:横田栄司
フランス王:吉田鋼太郎

廣田高志原慎一郎佐々木誠、橋本好弘、鈴木彰紀堀源起、齋藤慎平、山田美波、坂田周子、沢海陽子

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