複雑な人間関係描く、情熱のフラミンゴ新作WIP公演「ちょっとまって」

情熱のフラミンゴ「ちょっとまって（ WAIT A MINUTE ）」が、12月1・2日に東京・プーク人形劇場で上演される。

“試作”と銘打たれた本作は、情熱のフラミンゴの新作ワークインプログレス公演。来年度に完成を目指しており、今回は1時間ほどの作品として上演される。

本作で描かれるのは、とある男の死体が発見されたことをきっかけに浮かび上がる、名前を付けることのできない複雑な女性の関係性。脚本・演出を手がける島村和秀は「『ちょっとまって』という言葉。ぼくはヘービーユーザーです。『待って』じゃだめだし、『2～3日待って』でもない。ほんとは『ちょっと』じゃないくせに言ってしまうのです。そんな中途半端な見栄、柔らかさ、臆病さを、とことん描いています」と内容について説明している。

島村和秀コメント

「ちょっとまって」という言葉。ぼくはヘービーユーザーです。「待って」じゃだめだし、「2～3日待って」でもない。ほんとは「ちょっと」じゃないくせに言ってしまうのです。そんな中途半端な見栄、柔らかさ、臆病さを、とことん描いています。

きっと「ちょっとまって」というフレーズとぼくは相性がいいんでしょうね。ザクザクアイデアが浮かんできます。尊敬する女優さんである兵藤公美さんと西田夏奈子さん、日々生まれ変わる秋場清之さん、この3人の共演もとても楽しいです。

ウィットに富む（？）くだらないお芝居が新宿で安く見られる、そんな公演を目指し製作しました。おたのしみに～