音楽劇「獅子吼」が、去る10月21日に東京・上野ストアハウスで開幕した。
これは、浅田次郎の小説「獅子吼」を、
上演に際し、和田は「自分たちの力ではどうしようも出来ないもの、運命に翻弄されても我慢をして、なんとか凌いで生きていこうとする。そんな“声なき声”を作品の中ですくいとってみることは、とても大事なこと」「こんなご時世だからこそ、音楽劇を通じてそんなメッセージを届けることには上演する意味があるのかもしれない」と思いを述べた。公演は11月1日まで。
和田憲明コメント
初めての音楽劇、ミュージカルを演出し、稽古には大変苦戦しました。
この作品に関しては芝居よりも歌だろうな、と思っていますので、歌い出す手前までの心情をそのまま歌に乗せて欲しい要求を出しています。
自分たちの力ではどうしようも出来ないもの、運命に翻弄されても我慢をして、なんとか凌いで生きていこうとする。
そんな“声なき声”を作品の中ですくいとってみることは、とても大事なこと。
コロナ禍で我慢を強いられているような状況で、それも必要ではあるけれど、でも、声を挙げることは何かの歯止めになる。
こんなご時世だからこそ、音楽劇を通じてそんなメッセージを届けることには上演する意味があるのかもしれないと思っています。
オールスタッフプロデュース 音楽劇「獅子吼」
2020年10月21日(水)~11月1日(日)※10月21・22日はプレビュー公演。
東京都 上野ストアハウス
原作:浅田次郎「獅子吼」
脚本・作詞:
演出:
音楽:小澤時史
出演
風神チーム:
雷神チーム:
イッツフォーリーズ @itsfollies
ステージナタリー掲載頂きました!【公演レポート】老獅子と兵士の対峙描く音楽劇「獅子吼」シライケイタ&和田憲明が“声なき声”すくいとる(コメントあり) https://t.co/CK2ZlNssSf