45周年の細川たかし＆35周年のダチョウ倶楽部が三蔵一行に、明治座公演が開幕

「芸道45周年 細川たかし特別公演 35周年 ダチョウ倶楽部一座旗揚げ公演」が、昨日10月2日に東京・明治座で開幕した。

これは、デビュー45周年となる細川たかしと、結成35周年を迎えたダチョウ倶楽部の特別公演。本公演は2部制となり、岡本さとるが脚本・演出を担う第1部「西遊記」では、孫悟空（寺門ジモン）・猪八戒（上島竜兵）・沙悟浄（肥後克広）をお供に三蔵法師（細川）が仏典を求めて天竺を目指すさまが描かれる。劇中には、ダチョウ倶楽部によるお決まりのギャグや体を張った芸のほか、立ち回りや歌舞伎仕立ての仕掛けも盛り込まれた。

初日を迎え、ダチョウ倶楽部は「笑って笑って免疫力アップ！ 細川たかしさんは千秋楽まで酒を飲まないと言ってました♪ 初日、このご時世に大変素敵なお客様に御来場頂いて大変感謝しております。お客様の拍手と笑い声で手応えを感じた初日を迎えられました！」とコメント。なお出演者にはダチョウ倶楽部と細川に加え、川崎麻世、加藤茶も名を連ねている。

第2部「歌謡ステージ 細川たかしとファミリー達」は、細川が弟子の彩青をゲストに迎えて届ける歌謡ショー。細川は「浪花節だよ人生は」「北酒場」「心のこり」といったヒット曲や、45周年を記念した新曲「二〇二〇イヨマンテの夜」を歌い上げる。さらに細川は観客に来場の感謝を述べ、今年6月に70歳になったことを報告。客席に向けて「これからも健康に気をつけてがんばりましょう！」と呼びかけると、最後に三味線演奏と共に「望郷じょんから」を歌唱し、ショーを締めくくった。

上演は新型コロナウイルス感染対策を講じたうえで、10月14日まで行われる。