TOKYO PLAYERS COLLECTIONが20代女性を10人で演じる「IN HER～」6年ぶりに上演

TOKYO PLAYERS COLLECTION「IN HER TWENTIES 2020」が9月2日から7日まで東京・シアター風姿花伝で上演される。

TOKYO PLAYERS COLLECTIONは劇団競泳水着の上野友之が2010年に立ち上げたプロデュースユニットで、不定期に活動を行っている。6年ぶりの公演となる今回は、2011年の初演以降、さまざまな形で上演が重ねられている「IN HER TWENTIES」を送る。

本作は二十代のある女性の10年間を、10人の女優が演じるというもの。脚本・構成・演出の上野が“2020年版”として新たに上演する。上野は「『楽しそう』というノリで始めた初演は、日々の煌めきや哀しみと『10年』という時間を同時に俯瞰することで、思いがけず『生きること』に向き合う機会となりました」と作品を分析し、上演に向けて「今年しか成立しない、ザ・一期一会企画……毎日祈りながら、検温・消毒して稽古場に向かってます」とコメントしている。

出演者は全員二十代の俳優となり、谷川清夏、アナログスイッチの小島あすみ、劇団4ドル50セントの堀口紗奈、佐藤美輝、榎木さりな、原愛絵、永田佑衣、橘花梨、星秀美、アマヤドリの榊菜津美が名を連ねた。なお、榊は本作の企画も担当している。また、本公演では配信も行われ、2日20:00開演回、6日14:00開演回が生配信される。そのほか、公演支援のクラウドファンディングも実施中だ。詳細は公式サイトで確認しよう。

上野友之コメント

「インハー～」、またやることになりました。

「楽しそう」というノリで始めた初演は、

日々の煌めきや哀しみと「10年」という時間を同時に俯瞰することで、

思いがけず「生きること」に向き合う機会となりました。

それからまさに約10年。

この企画を想い続け、実現してくれた榊さんに感謝します。

個性と魅力に溢れる10人に集まって貰いました。

今年しか成立しない、ザ・一期一会企画……毎日祈りながら、検温・消毒して稽古場に向かってます。

何卒。