カムカムミニキーナ30周年第1弾、“俳優”の宿命描く「猿女のリレー」に山崎樹範ら

カムカムミニキーナ「猿女のリレー」が、7月2日から12日まで東京の座・高円寺1で上演される。

「猿女のリレー」は今年で旗揚げ30周年を迎えるカムカムミニキーナの周年公演第1弾。作・演出を主宰の松村武が担い、劇団公演には約5年振りの出演となる山崎樹範ほかメンバーや、*pnish*の土屋佑壱、野口かおる、ベッド＆メイキングスの富岡晃一郎らが顔をそろえる。

本作では、太陽神アマテラスを磐戸の外に引き戻した俳優（ワザオギ）の元祖アメノウズメと、日本の演劇の始まりを引き合いに、“猿女”と呼ばれるワザオギの子孫たちの宿命を描きだす。チラシには「歴史と刹那と孤独と君と」というキャッチコピーが記載された。

チケットは6月20日10:00に前売開始。3日、8日、11日の各19:00開演回、12日の14:00開演回にはオンライン生配信も実施される。なお新型コロナウイルス感染症拡大の予防として劇団は観客に検温、手指消毒やマスク着用などへの協力を求めている。またカムカムミニキーナの30周年公演第2弾は10月から11月にかけて東京・大阪で行われる予定だ。