児玉泰地が野田秀樹「足跡姫」を一人芝居に「エネルギーが芸術に注がれるよう」

1

102

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 22 39
  • 41 シェア

児玉泰地の個人ユニット・役者でないによる一人芝居「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」が、3月20・21日に大阪のSTAGE+PLUSで上演される。

役者でない 一人芝居興行「足跡姫~時代錯誤冬幽霊~」チラシ

役者でない 一人芝居興行「足跡姫~時代錯誤冬幽霊~」チラシ

大きなサイズで見る(全2件)

今回は野田秀樹の戯曲「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」を、児玉の構成・脚色・演出・出演で一人芝居として立ち上げる。児玉は「すべてのエネルギーが芸術に注がれるよう願って、私のなかの足跡姫を演じます」と意気込みを語った。なお料金は投げ銭制となっている。

児玉泰地コメント

「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」は、故十八代目中村勘三郎氏へのオマージュとして、「肉体を使った芸術、残ることのない形態の芸術」をテーマに書かれました。読んで惹かれたのは、足跡姫の強烈なエネルギーです。
主役の三、四代目出雲阿国は、それを踊りに昇華させます。私自身がこれまで経験してきた様々な舞台に通底していたのも、各々が内にたたえる「何かしたい」というエネルギーでした。
今、多くのエネルギーが暴力となり、社会で振るわれています。暴力と芸術は、同じ細胞から分かれた兄弟のように思います。私自身、演劇に出会っていなかったら、何をしていたかと怖くなる時があります。
だからこそ、この興業を企画しました。
すべてのエネルギーが芸術に注がれるよう願って、私のなかの足跡姫を演じます。

この記事の画像(全2件)

役者でない 一人芝居興行「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」

2020年3月20日(金・祝)・21日(土)
大阪府 STAGE+PLUS

作:野田秀樹「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」
構成・脚色・演出・振付・出演:児玉泰地

全文を表示

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

児玉泰地が野田秀樹「足跡姫」を一人芝居に「エネルギーが芸術に注がれるよう」(コメントあり)
https://t.co/qkXotrqXIV https://t.co/0grP01mv4p

コメントを読む(1件)

関連記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします