高山さなえ作「馬留徳三郎の一日」を、平田オリザ演出で4カ所ツアー

青年団プロデュース公演 / 尼崎市第7回「近松賞」受賞作品「馬留徳三郎の一日」が3月から5月にかけて兵庫、東京、長野にて上演される。

「馬留徳三郎の一日」は、青年団演出部所属する高山さなえの第7回「近松賞」受賞作品。同作を、青年団の平田オリザの演出で上演する。

長野県のとある田舎の集落に、馬留徳三郎と妻のミネが暮らしていた。ある夏の日、離れて暮らす徳三郎の息子・雅文から久しぶりに電話がかかってきて、仕事でトラブルがあり、部下が馬留家を訪れると言い……。

出演者には文学座の田村勝彦のほか、羽場睦子、猪股俊明、山内健司、山村崇子、能島瑞穂、海津忠、折原アキラ、さらに声の出演で永井秀樹が名を連ねた。

公演は3月26日から29日まで兵庫・あましん アルカイックホール・オクト、4月4日から12日まで東京の座・高円寺1、25・26日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオ、29日から5月3日まで兵庫・江原河畔劇場にて行われる。