白鳥雄介がクラス編成会議を描く、Stokes/Park「フィルタリング」

Stokes/Park「フィルタリング」が、1月29日から2月2日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。

Stokes/Parkは、白鳥雄介が主宰する舞台ユニット。その第2回公演となる本作では、学校の会議室を舞台に、クラス編成会議を行う教師たちの姿が描かれる。出演者には大野泰広、小田切瑠衣、信江勇らが名を連ねた。

自身も小学校、中学校の教員免許を持つ白鳥は「真っ直ぐに生徒たちを想う先生を描こうと思います。先生、きっと生徒への愛を優先するのかな？ でも家族だっているよ？ 大切なのはなんなんだい？ 9人の素晴らしい役者さんたちと、向こう側に見える明るい未来を探せたらいいのかもしれないけど、その道中はきっと歪んでいると思う。沢山遠回りしてきます」とコメントしている。

白鳥雄介コメント

“歪んでるよね？”って笑顔で言われたときに、ハッとしたんです。
僕の中にある何かしらは、真っ直ぐなものじゃないのかもって。
作家をしていると、できるなら多くのお客さんに楽しんでもらえるものを！って時々考えたりするんですが、僕が持ち合わせてる「楽しい」の基準なんてものは、歪んでいるのかもしれない。「歪んでるよね？」って笑顔で言ったあの人だって歪んでるかもしれない。
学校のクラス編成会議を題材にしました。
真っ直ぐに生徒たちを想う先生を描こうと思います。
先生、きっと生徒への愛を優先するのかな？ でも家族だっているよ？
大切なのはなんなんだい？
9人の素晴らしい役者さんたちと、向こう側に見える明るい未来を探せたらいいのかもしれないけど、その道中はきっと歪んでいると思う。沢山遠回りしてきます。