今回が初舞台となる蒔田は、草なぎが演じる旅芸人ザンパノに買われた女性ジェルソミーナ役を担当。出演に際し蒔田は、「たくさんのことを自分なりに悩み、人一倍考えている、そんな一つの言葉では表現できないような、繊細な感情をどうお芝居で表現したらいいのか、、たくさん悩んだり、迷ったりするとは思いますが、ルヴォーさんや、草なぎさんをはじめとする共演者の方から、多くのことを学びながら、自分なりのジェルソミーナを探していけたらいいなと思っています」とコメントしている。
このほかの出演者に関しては続報を待とう。公演は12月8日から28日まで東京・日生劇場にて。チケットの一般販売は10月13日にスタートする。
デヴィッド・ルヴォー コメント
蒔田彩珠さんは日本映画界の若手スターだけでなく、果敢な冒険家のように思えます。
私に会いにきた時、彼女の持ってきたものはギターと満面の笑みでした。そこには何の細工もありません。
フェリーニ映画「道」のジェルソミーナ役として、ワールド・シネマで衝撃的な初登場を果たしたジュリエッタ・マシ―ナを思うとき、私はやはりその笑顔を思い出します。そして、そこには圧倒されるほど「シンプル」かつ「本物」の何かが存在しています。これは、蒔田さんと出会った瞬間に受けた印象と同じでした。すぐに「正しい」と思ったと同時に、最も無垢な危険性を感じました。
一流の日本演劇界におけるこの新たな才能と共に、どのように本作を作るか、とても楽し
みにしています。
蒔田彩珠 コメント
オーディションの話を頂いた時は、今まで舞台の経験がなかったので、楽しみな気持ちよりも不安な気持ちの方が、正直大きかったです。
でも実際にルヴォーさんとお会いして、この作品への強い愛情を感じました。同時にこの作品と関わりたい、ジェルソミーナという役を演じたい、と強く、思いました。
実際に演じることができると聞いた時の驚きと喜びは、一生忘れることはできません。
「道」という作品を初めて観た時、
どんな孤独の中にいても、すべてを包み込むような優しさを持ったジェルソミーナが
ふとした瞬間に見せる、切ない顔、辛そうな顔が、とても印象に残りました。
たくさんのことを自分なりに悩み、人一倍考えている、
そんな一つの言葉では表現できないような、繊細な感情をどうお芝居で表現したらいいのか、、たくさん悩んだり、迷ったりするとは思いますが、
ルヴォーさんや、草なぎさんをはじめとする共演者の方から、多くのことを学びながら、
自分なりのジェルソミーナを探していけたらいいなと思っています。
音楽劇「道」
2018年12月8日(土)~28日(金)
東京都 日生劇場
原作:「道」(
脚本:ゲイブ・マッキンリー
演出:
出演:
※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。
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- 音楽劇『道』 | 日生劇場 東京・日比谷-梅田芸術劇場
- 音楽劇『道』 (@michi_lastrada) | Twitter
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