長塚圭史×小川絵梨子、マクドナー作「ハングマン」日本初演版が明日開幕

小川絵梨子翻訳、長塚圭史演出「ハングマン HANGMEN」が、明日5月12日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で開幕する。

本作はマーティン・マクドナーが手がけた戯曲の日本初演版。イギリス版は、2016年のローレンス・オリヴィエ賞でBEST PLAY（最優秀作品賞）に輝いた作品だ。ハングマン（絞首刑執行人）のハリー役を田中哲司が演じ、野卑で下品な男たちが集うパブに、都会っぽい雰囲気の若い男が現れ、田舎の日常に変化が生じていくブラックコメディが展開する。

キャストには田中のほか、ハリーの妻アリス役に秋山菜津子、ロンドン訛りのある若者ムーニー役に大東駿介、ハリーの助手役シドに宮崎吐夢、ハリーが経営するパブの常連客アーサー役に大森博史、同じく常連客チャーリー役に市川しんぺー、ビル役に谷川昭一朗、死刑囚のヘネシー役に村上航、ハリーの娘シャーリー役に富田望生、有名な死刑執行人ピアポイント役に三上市朗、常連客のフライ警部役に羽場裕一が名を連ね、演出の長塚も地方紙の記者クレッグ役で出演する。

公演は5月12・13日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場、5月16日から27日まで東京・世田谷パブリックシアター、6月9・10日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、6月15日から17日まで京都・ロームシアター京都 サウスホール、6月21・22日に福岡・北九州芸術劇場 中劇場にて。