「メイクヒーロー DMM VR THEATER Version」が、本日4月3日に神奈川・DMM VR THEATERで開幕。これに先駆け本日、同所で公開ゲネプロと囲み取材が行われた。
ホログラフィック映像技術を生かし、バーチャルアイドルやアニメキャラクターなどのライブコンテンツを上演してきた同劇場が贈る本作。脚本・演出は
シナリオライターの禄森欣也はある日、超大物声優・波風大輔に呼び出され、ある喫茶店に出向く。波風に「俺を主人公にした物語を作ってほしい」と高額な報酬を提示された禄森は依頼を引き受けるが、「締め切りは今日」と言われ……。本日のゲネプロでは、波風役を中村、禄森役を安達、2人の物語作りに巻き込まれる喫茶店のウエイター・山田宮里役を北川が務めた。
波風、禄森、山田が構想する物語は、スクリーンに映し出されるキャラクターたちによって具現化される。色鮮やかなグラフィックと共に、有名マンガのパロディを取り入れたストーリーがコミカルに展開した。波風を演じる中村は、映像のキャラクターの口の動きに合わせて声を当てながら熱演。安達と北川も、禄森と山田がストーリー作りに苦悩する様子を茶目っ気たっぷりに演じた。なお配役は当日までのお楽しみ。
また毎公演、本編終了後に本作の主題歌「Listen to Miracle」を歌うボーイズユニット・
ゲネプロ後の囲み取材には中村、安達、北川、CUBERSよりTAKAと末吉9太郎が出席。北川は「読むというより芝居してる感覚。話は同じですが、チームによって雰囲気が変わるはず。どのチームを観ても楽しいと思います」と本作の魅力をアピール。また「波風がキャラクターに声を当ててるシーンが好き」と言う安達は、「役替わりで僕も波風をやることもありますが、演じ方が全然違うので見ていて楽しい。禄森を演じながら、僕も勝手に楽しんじゃってます!」と笑顔で述べた。続いて中村は「朗読劇でこんなに汗かく?ってくらい汗をかきました。自分の汗で台本が見えなくなっちゃった」とゲネプロを振り返る。さらにスクリーン越しでは観客の反応がわかりにくいことに言及した中村が「大きめに笑ってほしいですね」とコメントすると、安達が「2.5倍くらいでね!」と続け、会場の笑いを誘った。
記者から「もし自分がゴーストライターを頼まれたら、どんなストーリーにしたいですか?」と作品にちなんだ質問が飛ぶと、末吉は「幼稚園の頃から友達がいないので、友達がいっぱいの主人公になりたい」、TAKAは「主人公になって日の目を見たい」と回答して記者たちを笑わせる。さらに安達は「自分がモテる脚本を書きたいですね。どこにいっても“キャーキャーキャー”のやつ。人だけじゃなくて動物とか、何にでもモテる。僕が座ったらそこに花が咲くとか、ファンタジーの世界を作りたい。争いはいらない!」と身ぶり手ぶりを交えて熱弁を振るい、会場を爆笑で包んだ。
なお「メイクヒーロー DMM VR THEATER Version」はDVD化が決定しており、公式サイトでは5月27日まで予約を受け付けている。また本作は4月16日から7月1日まで、DMM.com動画にてキャストコメント付きで配信される予定だ。上演は休憩なしの約1時間。公演は4月8日まで行われる。
「メイクヒーロー DMM VR THEATER Version」
2018年4月3日(火)~8日(日)
神奈川県 DMM VR THEATER
脚本・演出:
出演:
声の出演:
ライブ出演:
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