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ゆうめい「巛」、三途的な川を前に眺めたり渡ろうとする人たちを描く

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ゆうめい「巛」が3月2日から4日に東京の下北沢OFF・OFFシアターにて上演される。

誰かの体験をベースに、変化していく環境や可能性を、映画に留まらず小説や映画、アニメーション、美術などさまざまな形で表現しているゆうめい。今回は、“かわ”をタイトルに掲げた新作を上演する。作・演出を手がける池田亮はタイトルについて「『巛』は『川』の旧字体であり、形は違うけど今も流れているものという意味を込めて付けました」と説明。また「割と若い方々が三途的な川を前に、眺めたり渡ろうとしたり『やっぱこえーわ』となって帰宅したりする話をします」と構想を述べている。

なお本作では批評家の佐々木敦とゲンロン批評再生塾の有志による特別企画として、3月3日19:30開演回終演後のトークベントと、批評再生塾参加者による批評文の寄稿が行われる。

池田亮コメント

前作「弟兄」では、起こってしまったことに対する手段を模索した作品でしたが、今作『巛』では手段を選んだ先の話をしていきます。
これだ!と思って自分がやったことでも後々問題が浮き出て来たり、突き進んだ先に取り返しがつかなくなったりした場合、再びどうしていくのかを描いていく作品になると思います。
タイトルである「巛」は「川」の旧字体であり、形は違うけど今も流れているものという意味を込めて付けました。
根本から何もしなければよかったのか、それともまだ変えられるのかどうなのか、演劇を手段として選んだ自分やキャストやスタッフの皆様で作っていきますので、先を見通す手掛かりになっていただければ幸いです。

ゆうめい「巛」

2018年3月2日(金)~4日(日)
東京都 下北沢OFF・OFFシアター

作・演出:池田亮
出演:古賀友樹、児玉磨利、小松大二郎、田中祐希、深澤しほ、森山智寛

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