「この熱き私の激情」作者ネリー・アルカンに迫る特別講義に霧矢大夢

特別講義「ネリー・アルカンの世界～愛と激情に生きた作家」が、9月25日に東京・朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 新宿教室にて開催される。

これは、PARCO Production「この熱き私の激情～それは誰も触れることができないほど激しく燃える。あるいは、失われた七つの歌」の上演を記念して行われる特別講義。出演者の1人である霧矢大夢とネリーのデビュー作「Putain」の翻訳を手掛けた松本百合子が登壇し、ネリーの作品像、女性と表現を巡るトークのほか、霧矢のターニングポイントとなった舞台作品などについて語られる。

PARCO Production「この熱き私の激情～それは誰も触れることができないほど激しく燃える。あるいは、失われた七つの歌」は、ネリー・アルカンの小説「Putain」「Folle」「Burqa de chair」「L'enfant dans le miroir」をモチーフに、1人の女性の生涯を、6人の女優と1人のダンサーがアレクサンダー・マクスウィーンの音楽とともに描き出す作品。今回の日本版には、松雪泰子、小島聖、初音映莉子、宮本裕子、芦那すみれ、霧矢に加え、ダンサーの奥野美和が出演し、2013年に初演されたカナダ版でも翻案・演出を務めた、マリー・ブラッサールが演出を担当する。公演は11月4日から19日まで東京・天王洲 銀河劇場にて、その後広島、福岡、京都、愛知へと巡演する。