別役実×鵜山仁、そして“W徹”で「鼻」

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文学座「鼻」が、10月21日から30日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、11月5日に大阪・八尾市文化会館 プリズムホールにて上演される。

文学座「鼻」チラシ

文学座「鼻」チラシ

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本作は、1994年に文学座アトリエの会として、三津田健のために書き下ろされた別役実の戯曲。“シラノ俳優”とも言われた三津田の、「シラノ・ド・ベルジュラック」への思いをベースに描かれたもので、シラノを暗示させる男四をはじめ8人の登場人物が、俳優という仕事や老い、愛、生きること、など人生のさまざまなテーマを浮き彫りにする。修道院が経営する老人ばかりの病院の裏庭に、なぜか将軍と呼ばれる1人の老人が姿を現わす。老人は庭の木の枝に、なぜか作り物の“鼻”をぶら下げていて……。

なお、文学座創立80周年を記念して上演される今回、男四を演じるのは、1983年と2006年にシラノ役を演じている、文学座代表の江守徹。共演には渡辺徹らが名を連ね、演出を鵜山仁が担当する。チケットは東京公演が9月19日、大阪公演が8月6日に販売開始。

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文学座「鼻」

2017年10月21日(土)~30日(月)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

2017年11月5日(日)
大阪府 八尾市文化会館 プリズムホール 小ホール

作:別役実
演出:鵜山仁
出演:江守徹渡辺徹、得丸伸二、沢田冬樹、金沢映子、栗田桃子、千田美智子、増岡裕子 / 杉村春子(声の出演)

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奈良英喜 Hideki Nara @hideki_nara

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