映画「
映画単独初主演を務めた山田は「映画のビジュアルに『ポンコツな少女の恋と友情の物語』という言葉が添えられているんですけど、NMB48にいたときメンバーからよくポンコツと呼ばれていたんです。なので『来た!』と思いました」とオファーを受けたときの心境を明かす。撮影に臨むにあたり心がけたことを問われた山田が「とにかく噛まないように気を付けました」と述べると、笹木は「1回も噛んでないんじゃないかな。NGもほとんどなかったです」と山田の演技を褒めたたえ、共演シーンが多い太田からも「一緒にやってると僕も自然体で力まず楽しくお芝居ができた」と感謝の言葉が述べられた。
続けて笹木が「優しくて静かな映画なんですが、撮影も落ち着いた雰囲気で進んでいきました。役者陣との関係もよかったです」と回想。神永が「僕が汗をかきすぎという問題はありましたけど」と冗談交じりに話すと、笹木は「本当に暑かったからね。確かに汗NGはあった」と笑いながら振り返った。また2人のやり取りを聞いた染谷は「セミNGもありましたよね」と山田を見やる。当時を思い出したのか、おびえたような表情を浮かべた山田が「私、世界で一番虫が嫌いなんですけど、胸元にセミが入り込んだことがあって……」と語ると、太田は「胸元にいたので助けられなかったんです」と述べ、観客の笑いを誘った。
劇中で美大を目指し奮闘する津組にちなみ、人生でもっとも“がんばったこと”を聞かれた登壇者たち。山田は「自分で作ったタルトを好きな人に渡したことですかね。でもタルトが硬すぎて、相手の歯が折れちゃったんです(笑)」と中学生のときのエピソードを披露し、集まったファンを驚かせる。
太田は初舞台だと言い、「僕は地道に努力するタイプの不器用なので、初舞台はすごい大変だった。それまでで一番がんばった」と振り返る。染谷は「中学校の運動会ですかね。リレーの選手が当日1人出れなくなって、補欠も骨を折っちゃって、僕は応援団だったのに『染谷出ろよ』ってまったく練習無しで出場させられて、見事距離を縮めました(笑)。抜きはしなかったけど、人生の中で一番がんばった」と笑顔を見せる。
神永は「僕は手すりがつかめなかったり、家族と鍋をつつけなかったりするのですが……」と自身が潔癖症であることを明かし、「こういう仕事をしてると、泊まりがけでロケに行ったときに大浴場しか無いことがあって。大浴場はスリッパNGで裸足で歩かなきゃいけないんですよ。そこはもう……がんばりましたね。つま先で(笑)」と笑いを誘う。
笹木の口からは「先週うちのマンションが放火されて。僕死にかけたんです」と驚愕の事実が明かされ、会場は異様な雰囲気に。笹木はムードを変えるべく「でもこうしてここにいるので。神様が『マスタード・チョコレート』があるだろ!って生かしてくれたのかもしれません」と話すと、染谷から「それがんばった話じゃなくない?」とツッコミが。笹木は「神様ががんばったの」と笑顔を浮かべた。
映画「マスタード・チョコレート」は、4月29日よりシネマート新宿ほかにて順次公開。
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- 映画「マスタード・チョコレート」公式サイト
- 映画「マスタード・チョコレート」公式(@muschoco_movie)| Twitter
- 「マスタード・チョコレート」予告編
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