舞台「ノラガミ-神と絆-」が、昨日2月16日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕した。
本作は、5円の賽銭でどんな依頼も受け付ける無名の神・夜トと、事故で半妖になってしまった少女・壱岐ひより、夜トに拾われた少年・雪音を軸に描く
ゲネプロ前に行われた囲み取材には、夜ト役の
「舞台『ノラガミ』の魅力はオリジナルストーリーだと思っています」と語る植田は、「僕らが大事にしてきたお芝居の部分がしっかり生かされて、映像や立ち回りと合致して素敵なエンタテインメントになっている。劇場に来ていただければわかると思います」と観客の期待を煽り、長谷川は「稽古場に来たときから、みんな役が出来上がった状態でした。今回のこの稽古で、役に対して深みが出てきています。パワーアップしたノラステをお届けできる」とコメント。安藤は「同じ作品を続けてやらせていただけるときは、進化し続けないと意味がない。最後まで全員で駆け抜けて、全うできたらと思います」と意気込んだ。
続く和田と糸原は、今作のタイトル「神と絆」について言及。和田は「さまざまな箇所で絆が深まるシーンが、それを感じられるシーンが盛り込まれています。友達だったり家族だったり、周りの方との絆と重ね合わせて見ていただけたらいいな」と呼びかけ、糸原は「去年以上にキャストの絆がすごく深まっていて。そのうえで演じる『ノラガミ』は違うと思います。そこを楽しんでいただけたら」とそれぞれタイトルになぞらえて見どころを語る。また友常は「キャストもそうなんですが、スタッフや演出の各セクションがより一層大きくなって、強いものができたと思います。皆様にいいものを届けていけるように、もう一度一丸となって千秋楽まで突っ走っていきたい」と熱弁した。
「演じているキャラクターをどのように意識しながら体に染み込ませていっているのか」と問われた鈴木は、「人それぞれだと思うのですが、僕は寄り添う形が理想的だと思っていて。自分が演じるキャラクターの、一番の理解者になってあげようというのが僕の考えです」と真摯に答え、「前回衝突し合っていた雪音との関係性が、確実に一歩進んでる気がしてまして。そこが我々にとっての絆の話」と思いを明かす。これを受けた植田は「1作目で乗り越えた後の話なので、表面上、言葉やセリフに出して絆の部分を見せることは少ないかもしれないです。でも口にしなくても、目のやり取りだとか、下手すれば僕らにしかわからないようなやり取りをかなり大事にしている。2人のシーンにより濃く出ているので、注目していただけたら」と注目ポイントを挙げた。
最後に座長を務める鈴木が「我々が1年かけて続ける権利を得た『ノラガミ』。前作を観ていただいた方には、また新たにオリジナルの『ノラガミ』という作品を楽しんでいただきたいです。初めて観る方には衝撃的だと思います。劇場いっぱいに広がる『ノラガミ』の世界観は、劇場でしか味わえないものですので、この生の迫力をお届けするために我々千秋楽まで突っ走っていきます。ご観劇お待ちしております」と挨拶し、取材を締めくくった。
公演は2月26日まで行われ、千秋楽にはライブビューイングも実施。さらに本作のBlu-ray / DVDが、6月16日にリリースされることも明らかに。初回生産限定版には、キャストのバックヤード映像などの特典やブックレットが同梱。また予約先着特典として全7種のブロマイドセット、予約抽選特典としてキャストの直筆サイン入りブロマイドも用意される。詳細は公式サイトで確認しよう。
舞台「ノラガミ-神と絆-」
2017年2月16日(木)~26日(日)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo
原作:
脚本・演出:伊勢直弘
キャスト
夜ト:
雪音:
壱岐ひより:
毘沙門:安藤彩華
兆麻:
小福:糸原美波
大黒:
天神:
真喩:吉田怜菜
敢御:
颯丸:
禄丸:NAO-G
瑞丸:
アンサンブル:守時悟、石原聖士、加賀功平、小山蓮司、原田将司、春山翔、宮迫誠、
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