河合祥一郎が「まちがいの喜劇」新訳・演出、ヴィオラ・ダ・ガンバの生演奏も

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東京大学教授の英文学者、河合祥一郎が訳・演出を手がける「まちがいの喜劇」が、9月7日から11日まで東京・あうるすぽっとにて上演される。

河合祥一郎

河合祥一郎

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「まちがいの喜劇」は、2組の双子の取り違いをめぐって、アイデンティティの揺らぎと崩壊を笑いとともに描いたシェイクスピアの初期喜劇。今回の上演にあたって、河合は同音に揃えられた句末の押韻を訳出し、作品に込められた時間性や宗教性を丁寧に表現する。また弓で弾く弦楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバの生演奏を取り入れることによって、エリザベス朝の音楽性も付与された。

本作は、シェイクスピア研究と演劇の現場の両方に長く携わってきた河合が立ち上げたKawai Projectの第2弾。Kawai Projectは、学術的知見のもとにシェイクスピアの真の面白さを観客に広く伝えることを目指してスタートしたプロジェクトだ。

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2016/2017 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ Kawai Project Vol.2「まちがいの喜劇」

2016年9月7日(水)~11日(日)
東京都 あうるすぽっと

作:ウィリアム・シェイクスピア
新訳・演出:河合祥一郎
出演:岩崎加根子原康義小田豊高橋洋介、多田慶子、梶原航、寺内淳志、チョウヨンホ、島本和人、沖田愛、野口俊丞、辻村優子、クリスタル真希、押田栞、田部圭祐、峰崎亮介、青井そめ
ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏:中山真一
※高橋洋介の「高」は、はしごだかが正式表記。

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