Broadway! 2022年10月後半はアメリカの社会を映す人間ドラマが集結

「ピアノレッスン」

The Piano Lesson

2022年10月13日（木）～
エセル・バリモア劇場

脚本：オーガスト・ウィルソン
演出：ラターニャ・リチャードソン
出演：サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ダニエル・ブルックス ほか

劇作家オーガスト・ウィルソンのピュリツァー賞受賞作を、俳優のラターニャ・リチャードソンによる演出で上演。1930年代のアメリカ・ペンシルベニアを舞台に、ピアノの処分をめぐる家族の軋轢と和解が描かれる。出演者には映像・舞台で活躍するサミュエル・L・ジャクソン、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ダニエル・ブルックスらが名を連ねた。

「トップドッグ/アンダードッグ」

TOPDOG/UNDERDOG

2022年10月20日（木）～
ジョン・ゴールデン劇場

脚本：スーザン-ロリ・パークス
演出：ケニー・レオン
出演：ヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世、コーリー・ホーキンズ

父親に“リンカーン”と“ブース”と名付けられた兄弟の愛憎入り混じる関係性をつむいだ、スーザン-ロリ・パークス脚本の二人芝居。日本でも2012年から2013年にかけて小川絵梨子の演出、堤真一、千葉哲也の顔合わせで上演された。今回は、本作でブロードウェイデビューを飾るヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世、コーリー・ホーキンズが出演。演出は「陽なたの干しぶどう」でトニー賞に輝いたケニー・レオンだ。

「テイク・ミー・アウト」

Take Me Out

2022年10月27日（木）～
ジェラルド・ショーンフェルド劇場

脚本：リチャード・グリーンバーグ
演出：スコット・エリス
出演：ジェシー・ウィリアムズ、ジェシー・タイラー・ファーガソン ほか

とある野球チームの人間模様が変化していく様を描いた、チャード・グリーンバーグ脚本による2003年初演のヒューマンドラマ。今年、トニー賞最優秀演劇リバイバル作品賞に選ばれたスコット・エリス演出版が、早くも再び登場する。舞台はメジャーリーグのとあるチームのロッカールーム。スター選手の1人が自身の秘密を告白したことで、チームが混乱に陥り……。本作でトニー賞最優秀演劇助演男優賞を受賞したジェシー・タイラー・ファーガソンが出演。

「ウォーキング・ウィズ・ゴースト」

Walking with Ghosts

2022年10月27日（木）～
ミュージック・ボックス劇場

脚本・出演：ガブリエル・バーン
演出：ロニー・プライス

アイルランド、スコットランド、イギリスで好評を博した俳優ガブリエル・バーンの一人芝居。バーンが執筆した自伝小説を、自らの脚本・出演、ロニー・プライスの演出で送る。バーンがブロードウェイに登場するのは、2016年に上演された「夜への長い旅路」以来。アイルランド・ダブリンの郊外で育った少年がスターダムへと駆け上る様子を、バーンがどのように語り、演じ、観客に伝えるのか。