平川地一丁目、今夏のツアーを最後に解散を発表

平川地一丁目が、今年夏をもって解散することをオフィシャルサイトで発表した。

兄弟フォークユニットとして2003年にメジャーデビューした、新潟県佐渡島出身の彼ら。兄・龍之介が今年で20歳を迎え、弟・直次郎が高校3年生となって進学を考えたことから、それぞれの将来を考え活動を終了することが決定した。

龍之介は今後も音楽活動を続行。直次郎は9月に公開の映画「グーグーだって猫である」への出演を最後に、音楽・俳優ともに活動を終了する。

オフィシャルサイトでは2人からのコメントを掲載中。この中で龍之介は「自分のこれからの人生の事、そして直次郎の人生の事を考えた結果です」「それぞれの目標があるのにいつまでも平川地を続けていて、後戻り出来なくなるのが一番恐かったです」と、解散を決めた心中を告白。また、直次郎は結成当時について「自分の意思でやり始めた訳じゃなかったので、最初のうちはやらされてる感がすごくあって、正直とても嫌でした」「でも、ライブなどの活動を沢山やっていくうちに、楽しいなって思えるようになりました」と振り返っている。

7月30日にはラストシングル「とうきょう2008（仮）」とベストアルバム（タイトル未定）を同時リリースする。7月29日からはラストツアーの開催も決定。ツアーファイナルは8月23日、LIQUIDROOM ebisuにて行われる。