THE BAWDIES、ツアー初日で新曲2曲初お披露目

2012年6月8日 15:00 638 1 音楽ナタリー編集部

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THE BAWDIESのワンマンツアー「"ROCK ME BABY" TOUR 2012」が昨日6月7日、東京・新代田FEVERからスタートした。

写真は新代田FEVER公演の様子。（撮影：橋本塁［SOUND SHOOTER］）

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写真は新代田FEVER公演の様子。（撮影：橋本塁［SOUND SHOOTER］）

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2月にリリースされたシングル「ROCK ME BABY」のタイトルを冠した今回のツアーは、7月1日の北海道・Zepp Sapporoまで全国13カ所を巡回。初日の新代田FEVER公演は、通常の東京公演よりも小規模の会場で行われ、フロアは開演前から熱気に包まれていた。

定刻を5分ほど過ぎた頃に、オープニングSEのSAM & DAVE「SOUL MAN」が会場に鳴り響く。今ツアーのために用意された新しいスーツを身にまとったTHE BAWDIESの4人がステージに現れると、フロアは1曲目からクライマックスと呼べるような盛り上がりで、勢いよくライブがスタートした。

1曲演奏し終えると、ROY（Vo, B）が「夏はもう、すぐそこです。ワクワクです。準備はいいですか？」と観客を煽る。THE BAWDIESはその後も新旧の人気ナンバーや、久しぶりに演奏する隠れた名曲、インディーズ時代にリリースした1stアルバム「YESTERDAY AND TODAY」収録のカバー曲など、興味深い選曲でファンを楽しませた。

また、この日は本日が初披露となる新曲2曲を演奏。最初に演奏されたのは小気味良いリズムにキャッチーなメロディが乗ったポップチューンで、演奏が終わると客席からは大きな拍手が上がった。ライブ中盤にプレイされたもうひとつの新曲は、THE BAWDIESのルーツが色濃く現れた、ブラックテイストの強いハードなナンバー。観客は初めて聴くにもかかわらず、パワフルなビートに合わせてダンスする。ツアー初日ということもあり新曲での演奏は若干硬さが感じられ、無事演奏を終えたメンバーの表情からはホッとした様子が伺えた。

ライブ後半ではTAXMAN（G, Vo）がリードボーカルを取る楽曲など、アッパーチューンを連発。また、MCではROYが「5月末の『ROCKS TOKYO』でのライブは、僕があまりにテンションが高すぎて、JIM（G）に頭をはたかれた」と言ったり、MARCY（Dr）をいじったりして観客の笑いを誘った。

そして、アンコールではいつも以上に汗だくの4人がジャケットを脱いでステージに再登場。ROYは「ツアー初日、いいスタートが切れました！」と笑顔で話し、そのまま2曲を演奏してステージを降りた。