テンカラットとミュージックレインによる新人発掘・育成プロジェクト「OPALIS」が始動。本日4月16日に東京・SHIBUYA SCRAMBLE Sで発表記者会見が行われ、ミュージックレイン所属の
声優と俳優の発声の違い
「OPALIS」は俳優、声優発掘だけではなく、育成、開花までを一気通貫するプロジェクト。第1弾発掘企画として5月から6月にかけて全国でワークショップが実施され、その後第2弾発掘企画として6月から10月にかけてオーディションが開催される。ワークショップ、オーディションを経て決まった育成メンバーは、定期公演やコンテンツ発信、さまざまなレッスンなどの育成体制の中で、しっかりと基礎を固めながら才能を開花させてヒットを目指す。
オーディションの前にワークショップが行われるというこのプロジェクトについて、戸松は「所属するかどうかわからない段階で、先にレッスンを受けられるのはすごい。結果がどうであれいい経験になると思います。私もちょっと受けたいくらいです(笑)。うらやましいです」と目を輝かせながら話す。雨宮も「オーディションで『お芝居をしてください』と言われても、何をしたらいいかわからなかったりすると思うんですけど、ワークショップに行くことで、なんとなく『これをやったらいいのかな』という指針が見えるだけでも大きく違うのかなと思います」と語った。
声優と俳優の垣根を越えた表現者を生み出すこのプロジェクト。それぞれの発声の違いの話になると、中島は「僕は発声に関しては舞台で勉強してきた。劇場のサイズにもよりますけど、生の声で一番後ろの人にちゃんとセリフを届けることが念頭にあって。声優さんはマイクに向かってお芝居をされるから、そういう違いはありますよね」と分析する。戸松は「声優は滑舌が大事だったりして。どうしても声での表現がメインになってくるので、セリフの1つひとつを聞き取りやすくするというところは、レッスンでもけっこう言われました」とポイントを述べた。雨宮が「声優さんはマイクに向かって声を入れていく。例えば、悲しい気持ちのときの独り言で『もうどうしたらいいの?』ってささやいたり。でも舞台だと、それでは聞こえないわけですよね? だからもっと声を出しながらでも、そういった孤独感を表現しなければいけないということですよね」と俳優のすごさに言及すると、中島も「でも、俳優は体を使えるのが大きい。悲しい顔をしていれば、悲しそうだなというのは伝わる。でも、絵に吹き込んでいくというのは、まったく違う次元だなと思います。声を吹き込むことによって肉体性が宿るから。アニメのキャラクターを1人の人間にしていくテクニックというものがあるんだろうなと、いつも見ていて思います」と声優の技術を称えた。
みんなで一緒に作り上げてきたミュージックレイン
2005年10月に行われた「第1回ミュージックレインスーパー声優オーディション」に合格して事務所に所属した戸松は「私はミュージックレインの声優の中では最初の所属で、先輩がいなかった。オーディションのチラシも、所属してるタレントがいなくて、イラストのチラシだったんです。事務所自体も立ち上がって1年くらい」と当時を振り返り、「応募したのは興味本位だったんです。声優というお仕事についても、アニメに声を当てるんだろうなという知識しかなかった。でも、芝居に興味があって、アニメの世界に入ってみたいという好奇心があった。ミュージックレインも最初は喫煙室に机が3つくらいしかない状態から手探りでスタートして、そこから少しずつ後輩が増えていって、20年くらいかけてオフィスがワンフロアあるくらいの会社になった。アットホームでスタッフさんとも距離が近く、みんなで切磋琢磨しながらミュージックレインを一緒に作り上げてきた感覚があります」とこれまでの歴史をたどった。
「声優として気をつけていることは?」と司会者に問われた雨宮は「考えることをやめないこと。気付けば10年以上声優をやらせていただいてるんですけど、そうなってくると、こういうふうにお芝居をしたらOKが出るなというのが感覚的にわかる。でも、そもそも声優になりたかったのは、OKをもらいたかったからじゃない。キャラクターを生かしたくて声優になった。OKをもらえたらいいやって思考をやめちゃうと、キャラクターの範囲が狭まってしまう。自分がキャラクターの自由度の幅を狭めてしまわないように、キャラクターが何を考えて、どうしてその言葉を言ったのかを考えることをやめないようにしています」とまっすぐに語った。「俳優として生きるために大切にしていることは?」という質問を受けた窪塚は「自分をバカにしないこと。僕には夢がたくさんあって。自分の世界の中で大口を叩きまくるんですよ。傍から見たら無理かもしれないようなことでも、僕は絶対無理じゃないと思う」と断言した。
若さや勢いってすごく大事
最近は事務所の後輩の育成にも携わっているという雨宮は、指導の際に意識していることを問われると「なるべく具体的に、論理的に伝えること。昔自分が生徒だったときに『悲しい演技をしましょう』と言われて、すごく悲しい気持ちで演じてるのに、先生から『全然悲しみが伝わってこない』と言われたことがあった。『精一杯悲しく演じてるのにこれ以上どうしたらいいの?』と困ってしまった経験があったから、自分が先生として教えるときには『もうちょっと“泣き”を入れてみたらどうか』とか、どうやったら声を震わすことができるのかとか、そういうところを具体的に伝えるようにしています」と明かした。
最後にオーディションの応募者へのメッセージとして、雨宮は「後輩を育成する立場として見ていて思うのは、素直さと根性がある方は成長する才能がある。素直さ、根性に自信のある方は、ぜひ応募してみてください!」と呼びかける。戸松は「オーディションを受けてみようとか、興味があるというときの若さや勢いってすごく大事だと思っていて。自分も10代のときに声優になったんですけど、あのときの怖いもの知らずの勢いはすごかった。今ちょっと興味があって、役者をやってみたい、何かを表現してみたいという気持ちが少しでもあるのなら、その勢いを信じて応募していただけたらうれしいです」と伝えた。
ワークショップの応募は5月15日まで受付中。応募資格など詳細は「OPALIS」のオフィシャルサイトで確認を。
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ケンドリック @ishibi23
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