Tani Yuukiがアニメ「ドラえもん」楽曲担当、2005年のリニューアル後初の新規エンディング曲

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Tani Yuukiがテレビ朝日系のアニメ「ドラえもん」の新エンディングテーマを担当する。

左からのび太、Tani Yuuki、ドラえもん。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

左からのび太、Tani Yuuki、ドラえもん。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

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1979年にテレビシリーズの放送が始まり、45年以上にわたって幅広い世代に親しまれている「ドラえもん」。2005年の番組リニューアルから20年、初めて新作エンディングテーマが制作されることとなった。Tani Yuukiは新たなエンディング曲として、新曲「もしものがたり」を書き下ろした。「もしものがたり」は“子供たちの夢だけではなく、大人たちの背中もそっと押す曲になってほしい”という思いが込められた歌詞を、ポップで弾むようなメロディラインに乗せた軽快な1曲となっている。

Tani Yuukiとドラえもん。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

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幼少期に見た映画「ドラえもんのび太とふしぎ風使い」の主題歌である、ゆず「またあえる日まで」をきっかけにギターを握り、シンガーソングライターとしての道を歩み始めたTani Yuuki。彼は「もしものがたり」の制作を振り返り「『もしものがたり』は、僕の中の『ドラえもん』を精一杯詰め込んだ曲で、子供のころから僕の中にあった『ドラえもん』の世界観を僕なりに表現したいと思い、制作しました。OKをいただいたときは、心の底から込み上げるようなうれしさを感じました」とコメントしている。

Tani Yuukiとドラえもん。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

Tani Yuukiとドラえもん。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK [拡大]

Tani Yuukiは全国ツアー「Still love… this」の初日公演を本日9月25日に神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催した。本公演では「もしものがたり」がサプライズ披露されたほか、会場にはドラえもんとのび太が駆けつけた。「もしものがたり」は、「ドラえもん」の10月4日放送回から使用される。各配信サイトでは、前日の10月3日に「もしものがたり」の配信がスタートする。

Tani Yuuki「もしものがたり」配信ジャケット

Tani Yuuki「もしものがたり」配信ジャケット [拡大]

また「もしものがたり」を表題曲としたニューシングルが、11月19日にリリースされることも決定。シングルの仕様は3形態で、初回限定盤Aには「Tani Yuuki Free Live "Bon Voyage!" at横浜赤レンガ倉庫」が収録される。

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「ドラえもん」10月4日放送回の番組情報

放送日時

テレビ朝日系 10月4日(土)17:00~17:30

Tani Yuuki コメント

「もしものがたり」が流れる新エンディング映像を見た感想

初めて見たときは自分の楽曲に合わせてドラえもんが歩いていることが嬉しくて、 「めちゃくちゃいい…!」と思いました。 自分の作った楽曲に、ドラえもんたちがノッてくれるなんて、本当に幸せです。素敵な振り付けが入っていたり、漫画のコマのような表現が入っていたり、いろいろな場面を盛り込んでくださって素晴らしいエンディングに仕上げていただきました。感謝です。

エンディングのオファーを受けた際の感想

子どものころからずっと見てきた「ドラえもん」の世界に入ることができて、すごくうれしかったです。「もしものがたり」は、僕の中の「ドラえもん」を精一杯詰め込んだ曲で、子供のころから僕の中にあった「ドラえもん」の世界観を、僕なりに表現したいと思い、制作しました。なので、あまり悩むことなく、一気に作り上げることができたのですが、完成したときには心の底から込み上げるようなうれしさを感じました。

「もしものがたり」に込めた思い

普段、生活していて、時には壁にぶつかったり、つまずいたりすることもあると思います。その中で、自分の気の持ちようや考え方次第で世界は広がったり、もっと輝いて見えたりするよ、ということが伝わったらいいなと思って作りました。小さなもの、大きなものにかかわらず、夢を抱いてくれたらいいな、という僕の願いがこもった曲です。

「もしものがたり」で特にお気に入りのフレーズ

冒頭に「きっと誰でも一度(Wa) 今までに少し(Cry)」というフレーズがあるのですが、そこはメインのボーカルのほかにかけ声が入っていて、みんなで歌って楽しむことができるので、一緒に歌ってもらえたらうれしいです。

欲しいひみつ道具

“もしもボックス”がすごく好きで、“こんな世界だったらいいな”という願望を一度かなえてみたいです。あとは“タイムマシン”や“タイムふろしき”など、時間を操ることができる道具はロマンがあっていいなと思いますね。ほかにも、“名刀電光丸”や“空気砲”、“ころばし屋”が好きです。ピンチのときにこの道具たちが出てきてくれると安心感があります。
アーティストとしては、“コエカタマリン”もいいですね。ライブで歌声が形になって出てきたら面白いんじゃないかな(笑)。

「ドラえもん」の好きなエピソード

「あの名作をもう一度…おばあちゃんの思い出」(2006年放送)というおはなしがすごく印象に残っています。僕、すごいおばあちゃん子だったんですよ。子どものころ、このおはなしを見たときタイムリーにおばあちゃんにひどいことを言ってしまったあとだったので、すぐに謝ろう、そしてもう絶対言わないようにしようと誓ったことを覚えています。大人になって改めてその回を見てみたら…やはり泣けてしまいました。

視聴者へのメッセージ

僕が担当するテレビアニメ「ドラえもん」のエンディング「もしものがたり」は10月から放送です。子どもたちの夢だけではなく、大人たちの背中もそっと押す曲になってくれることを願っています。心を込めて作ったので、ぜひ聞いてください。

読者の反応

社会分析ch @Shakai_Bunseki

2011年ごろのドラえもんで放送していた「F組あいうえお」は歴代エンディングには含まれないのかな? https://t.co/OhcnLiyPHz https://t.co/pTS3fIasE0

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