本作は寺尾がライブで全国を訪れる中で見つけた楽曲や、アートプロジェクトのリサーチで出会った楽曲を収めたアルバム。日々の暮らしの中で育まれ、さまざまな心情をまとって日本中で歌われてきた労働歌を中心に、行事歌や子守唄などを含めて全13曲が収められる。ゲストプレイヤーとして、
アルバムリリースに先駆けて、第1弾先行配信シングルとして、山形・最上の船歌から生まれ、寝させ唄として伝わる「エンヤマッカゴエン」が本日5月14日にリリースされた。6月11日には第2弾先行配信シングルとして、東京・板橋に伝わる、麦打ちのときに歌われた労働歌「板橋の棒打ち歌」がリリースされる。
また寺尾は6月21日に東京・草月ホールでワンマンライブを開催。会場ではアルバムの先行販売も実施される。
寺尾紗穂 コメント
働くことは身体を酷使する作業だったころ、その道連れのように寄り添った歌たちは、現代の生活とは遠く異なる環境で生まれたものばかりですが、日本独自のリズムの豊かさと旋律の美しさを連れ立って、時空を越えてこの作品で今の世代へと受け継がれていきます。
寺尾紗穂「わたしの好きな労働歌」収録曲
01. 島根「佐津目銅山鉱夫歌」(出雲市佐田町)
02. 山形「エンヤマッカゴエン」(最上郡真室川町安楽城)
03. 福岡「ずくぼじょ」(八女市豊福、大牟田市)
04. 東京「ひとつとせ」
05. 岩手「あらぐれ」(和賀郡和賀町山口)
06. 愛媛「浜子歌」(今治市大三島町口総)
07. 東京「田うない」(板橋区徳丸)
08. 愛知「せっせ」(豊田市稲武)
09. 東京「籠の鳥より」
10. 兵庫「宍粟の守子歌」(宍粟郡千種町奥西山)
11. 高知「宿毛田植え歌」(宿毛市仲市)
12. 沖縄「月ぬかいしゃ」(八重山地方)
13. 東京「板橋の棒うち歌」(板橋区)
音楽ナタリー @natalie_mu
寺尾紗穂コンセプトアルバム「わたしの好きな労働歌」発売、折坂悠太とのデュエットも収録(コメントあり)
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