「春の歌」は春の景色の流れや、移ろう街の様子を描いた楽曲。堀部祐介(B)が作詞作曲を担当し、アップテンポで陽気なメロディ、たなかえいぞを(Vo, G)の優しい歌声が特徴的な1曲に仕上がっている。
またグソクムズは秋にニューアルバム(タイトル未定)をリリースすることも発表。収録内容や詳細な発売日は追ってアナウンスされる。このほかフォトグラファーの小財美香子が撮影した、新たなアーティスト写真も公開された。
堀部祐介(B)コメント
かつて埼玉の入間という街に住んでいた僕は、市役所に向かうべく電車に乗っていた。
土曜日の人の少ない電車で、僕は車窓から街を見ていた。
目的の駅に到着する直前、長く緩やかな坂が見えた。
坂道に沿って並ぶ欅が、春風に合わせて揺れている。
暖かな日差しに照らされて、葉の一枚一枚が光っているようだった。
制服姿の女子高生が、自転車で坂道を登ってゆく。
ラケットを背負ったその背中が、とても眩しく見えた。
街が俄かに春めく、ある午後のことだった。
春の日差しに照らされながら坂道を登る自転車が妙に爽やかで、形に残しておこうと思って書きました。
素敵な春のお出かけのお供に、是非お聴きください。
グソクムズ @gusokumuzu
お届けに次ぐお届けです https://t.co/haLGTEhuuN